「新参者」新春SPで石原さとみが、阿部寛を魅了する!

2013/11/19 12:23 配信

ドラマ

来年1月2日(木)にTBS系放送される東野圭吾原作の「新参者」の新春ドラマスペシャルで石原さとみがバレリーナ役に初挑戦

TBSでは、東野圭吾原作の「加賀恭一郎シリーズ」を、「新春ドラマスペシャル“新参者”加賀恭一郎『眠りの森』」として2014年1月2日(木)夜9時より放送する。今回スペシャルドラマ化されるのは、阿部寛演じる主人公・加賀の人格形成の背景を深くえぐり出した「眠りの森」。最新10作目「祈りの幕が下りる時」(講談社)もすでに27万部を超え、累計発行部数は1000万部を超える国民的人気シリーズとなった「加賀恭一郎シリーズ」のうち、「眠りの森」は、過去の謎が明らかになる最新作につながっていくため、シリーズを深く理解し味わうためには必須の作品となっている。

物語は、名門バレエ団である男が殺されることから始まる。現場に居合わせたバレリーナが被疑者とされるが、バレエ団側は正当防衛を主張。事件が混迷を極める中、今度はバレエ団の敏腕演出家が毒殺、「眠りの森の美女」を模した殺人事件が起きた。果たして第一の事件と関係があるのか? 捜査を進める加賀は、被疑者の親友のバレリーナ未緒(石原さとみ)と出会う。健気にレッスンに励む姿を見て、加賀は彼女に引かれていく。一方、バレエ団内の複雑な人間模様の大きな渦に、未緒は巻き込まれていく。

いつも冷静で硬派な加賀が不思議な凄みを感じ、特別な感情を抱くバレリーナ役のヒロインに、石原さとみが決定。石原が、バレリーナ役を本格的に演じるのは初めて。バレエ以外は興味がないほどバレエに夢中というバレリーナ役を熱演するために、撮影の合間を縫って、熊川哲也が芸術監督を務めるKバレエ カンパニーのプロフェッショナルなスタッフから丁寧な指導を受け、レッスンに励んだ。加賀を一瞬で魅了した、王子を誘惑するように踊る「白鳥の湖」の“黒鳥”のシーンは見逃せない。

このシーンの撮影では、振付・音楽・舞台美術・衣装など舞台に関わる全ての要素を、Kバレエ カンパニーが実際の公演で使用するものを用意。本作では「白鳥の湖」「眠れる森の美女」の演目が登場し、バレエファンの方も存分に楽しめる仕上がりになっている。

石原さとみは今回の出演にあたり「撮影はかなり過酷なスケジュールだったので、体力的にも精神的にも大変で、毎日身体のあちこちが悲鳴をあげていました。これほど手の指先から足のつま先まで神経を使う作品はなかなかないですし、バレエの稽古があったのですが、それも相当ハードでした。そんな中で、阿部さんと共演させていただくことが撮影のモチベーションであり、元気の源でしたね」と語っている。

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