11月20日発売の週刊ザテレビジョン47号(KADOKAWA刊)では、「第78回ドラマアカデミー賞」を開催している。
「ドラマアカデミー賞」は、週刊ザテレビジョンで年に4回開催されていて、各クールのドラマの中から優秀作品などを読者やテレビ誌記者らの投票によって決定している人気企画。第78回となる今回は、'13年夏クールに放送されたドラマ32本の中から、各賞を選出。最終回の平均視聴率が42.4%を獲得した「半沢直樹」(TBS系)は監督賞のほか、最優秀主演男優賞を堺雅人、助演男優賞を香川照之が受賞した。
監督賞に輝いた福澤克雄氏は、「初め半沢以外の人にも『倍返し』と言わせるつもりだったんですが、堺さんの『倍返しだ!』というセリフを撮ってから、これは決まるし、他の人に言わせるのはやめた方がいいなと思い、やめました」と撮影秘話を告白。また、続編について「僕はやるつもりでいますよ。ヒットする前から、半沢が頭取までいくつもりでやっていましたから」と意欲を語った。
一方、最優秀主演男優賞に輝いた堺は「『倍返しだ!』が流行語になっていると聞いて、僕も使ってみたいと思ったけれど、普段の会話ではどのタイミングで出せばいいか分からなくて。だから、プライベートでは今まで1回も『倍返しだ!』って言ったことないですね(笑)」と告白した。
また、最優秀主演女優賞は連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK総合ほか)で主演を務めた能年玲奈が獲得。「関西出身ですが、東北弁が一番フィットするのか、『~でがす』や『~すっぺ』とか、普通にメールで使っています。『じぇじぇ』も言いますよ」と近況を明かした。
その他、最優秀作品賞をはじめ、助演女優賞の小泉今日子、脚本賞の宮藤官九郎、ドラマソング賞の「潮騒のメモリー」が「あまちゃん」から選出。発売中の週刊ザテレビジョン本誌内で、各受賞者のインタビューを掲載している。今回は「半沢直樹」と「あまちゃん」の2作品が各賞を総ナメという結果になった。
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