「当たり屋だね…」玉木宏が苦笑した高梨臨の“運命の出会い”の見つけ方とは?

2013/11/23 20:03 配信

映画

舞台あいさつに登場した高梨臨と玉木宏

映画「すべては君に逢えたから」(公開中)の公開記念舞台あいさつが、11月23日、都内で行われ、玉木宏高梨臨木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎、倍賞千恵子、本木克英監督が登壇した。

同作品は、クリスマス直前の東京駅を舞台に、6つの愛の物語が交錯して描かれる、どの世代が観ても等身大で楽しめるラブストーリー。

玉木と高梨は最悪の出会いから始まるラブストーリーを、木村と東出は東京と仙台間で遠距離恋愛をする2人のラブストーリーを、時任、大塚、山崎は余命わずかな父親とその家族の愛を、倍賞は49年もの時を経て紡がれるラブストーリーをそれぞれ描く。ほか、本田翼が出演する年上の先輩への片思いの恋や市川実和子が出演する少女の母への思いを描いたエピソードも。

運命的な出会いを果たす男女の物語に出演した玉木は、理想の出会いについて「特別な場所ではなく、日常的な場所で出会いたいですね。そして、自然な流れで会話が生まれて距離が近くなるというような出会いが理想的です」と告白。一方、高梨は「運命的な出会いというのはたくさんあって、それを自分がちゃんと感じられるかどうかが重要だと思うんです。だから、一つ一つの出会いを大事にしていって、いい出会いがあればいいなと思います」と話した。

遠距離恋愛をする男女の物語に出演した木村は「演じてみて思ったのは、遠距離恋愛ということよりも好きでいることをあきらめることの方が辛いんだなということです。だから、(恋人同士の関係が)上手くいかなくなったことに対して考えるよりも、その根本をちゃんと見つめ直して、その時の気持ちを伝えることが大事なのかなと思いました」とコメント。また、東京駅でプロポーズをするシーンがあった東出は「最初、『(人が多い中でプロポーズをするなんて)恥かしいでしょ!?』と思っていたのですが、やってみたら意外と自分たちの世界に入るので、ああいうのもロマンチックでいいなと思いました」と明かした。

そんな中、司会者から「理想のクリスマスの過ごし方」を聞かれた玉木は「この映画がロングランをして、この映画を観る!」とにっこり。一方、高梨が「いつも何もしないで家に一人でいるのですが、この映画をやって『すてきな出会いがあったらいいな』と思っています。最近、男の人と女の人が街でぶつかって持っていた本を取り違えたことがきっかけで運命の出会いになっていくという内容の映画を観たので、それにならって本屋さんに行って、人にぶつかってみようかなと思います(笑)」と答えて会場を沸かせると、玉木は「当たり屋だね…」と苦笑していた。