'14年1月2日(木)に読売テレビ・日本テレビ系で放送されるスペシャルドラマ「遊川和彦への挑戦状」に、小池栄子と小澤征悦が出演することが発表された。
本作は、「家政婦のミタ」「純と愛」などのヒット作を生み出した脚本家・遊川和彦氏がランダムに決められた3つの設定から、新作を生み出すという一風変わった企画ドラマ。
小池らは、ダーツで決定した「ジャンルはラブストーリー」「主人公はマッサージ師」「テーマは泥沼に咲く花」の3つのお題を基に書き上げた遊川氏の新作「30分だけの愛」に出演。小池演じる慈悲深いマッサージ師と、小沢演じる下半身の病気により希望を失ったビジネスマンの交流が描かれる。
また、今回遊川氏は脚本に加え、自身初となる演出も担当。遊川氏と小池らは以下のコメントを寄せている。
遊川和彦「この企画をやると決まった時『無謀だ』と思い、ダーツを投げて題材が決まった時『無理だ』と内心ビビリましたが、今は、素晴しいキャストとスタッフが魂を込めた作品が出来上がったと自負しています。日頃、他人の演出に口を出している偉そうな脚本家がどんなものを作ったか、一人でも多くの方に確かめてもらいたいと思います」
小池栄子「すごく信頼している大先輩の天海祐希さんも遊川さんとご一緒すると伝えたら、すごく楽しみにしてくださって『頑張れ~』という心強いお言葉を頂きました。念願と言いますか、なかなか人間の良いところだけじゃなく、欲深いところやちょっと汚いところ、人に見せたくないところをかなりえぐって描く方なので、やりがいがあるなと思いました。撮影現場は本当に楽しかったですね。やっぱり遊川さん、優しいです。きちんと役者の考えていること、悩んでることを瞬時に受け止める力の強い方なので、そこは手を離さずに一緒に歩んでいけたという感じがします。とても繊細な方だなと思いました。発言1つ1つが優しく感じられた現場でした。遊川監督は、とっても役者を愛していて、一緒に闘ってくれる人です。それと今回は本当に小澤征悦さんに助けられました。気心知れた仲間なので、そういった先輩が相手役で良かったなとつくづく思います」
小澤征悦「今回の作品は本当に自分にとっても挑戦をしなければいけない役。撮影期間が3週間なのでバタバタではあったんですけど、それ以上に構築していく作業が結構大変でした。監督と会う前に『遊川さんはちょっと変わっているよ』『遊川さんは変わっているから会ってみて。面白いから』って周りに言われていました。実際にお会いして、話してみて、うん、確かに変わっているなと思いましたね(笑)。小池栄子さんとは以前から共演させてもらっていて、今回の作品は、俺が“静”だったら、向こうは“動”の芝居ですから、その良いバランスみたいなものが出せたんじゃないかなと思って、感謝しています」
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