毎週金曜に放送中の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で、10月から番組サブMCを務める入社1年目の弘中綾香アナにインタビューを敢行。タモリがメーンMCを務める長寿音楽番組に大抜てきされた弘中アナに、先輩から学んだことや初回の感想、今後の理想像などについて余すところなく語ってもらった。
――まず「Mステ」にデビューした感想を教えてください。
初回(10月18日放送)が近づくにつれて胃が痛くなるほど本当に緊張していたので、初回を終えてホッとしたのも大きいのですが、よく考えてみれば「これが毎週あるんだ…」って思いました。1回きりじゃないのだな、この緊張感を毎回味わうのか、と思うと気が遠くなりました(笑)。
――本番前、(生放送を)楽しみたいというお話が出ていましたが、楽しめましたか?
はい! 十分に楽しめました!
――強心臓ですね~。では、緊張と楽しさではどちらが勝っていましたか?
初回の日は、番組が始まるまでは緊張の方が大きかったのですが、始まってから出演アーティストの方のパフォーマンスを目の当たりにすると、楽しくてあっという間でした!
――もともと音楽は好きな方ですか?
はい。好きでよく聴きます。もちろん「ミュージックステーション」はいつも見ていましたし、J-POPもよく聴きます。
――特に好きなアーティストはいますか?
実は私、女性アイドルが好きで、ももいろクローバーZの皆さんやAKB48の皆さんがかわいらしくて本当に大好きです!
――そんな中、初回はちょうどNMB48の皆さんがいらっしゃいましたね?
そうですね。うわぁ、なんてかわいいんだろう…と思ってずっと見ていました!(笑)。
――ほかにも大所帯グループがいて、人数も多かったですよね。海外からビッグネームも来られて…。
はい、ゲストの方が大勢いらっしゃいました。海外からもビッグアーティストが来られて! 大変というか、メンバーを聞いたときは本当に初回からどうなるんだろう…って思ったのですが(笑)、周りの皆さんが支えてくださって、どうにか乗り越えることができました。
――タモリさんとは何かお話をされましたか? アドバイスとかは?
アドバイス…というか、なぜか「あまり緊張してないでしょ?」って言われました(笑)。「いえ、そんなことないです!」って返事はしましたが…(笑)。でも、初回だからなのか「失敗したって、気にしないでいいんだよ」と温かい言葉をかけていただいて、とってもありがたかったです。
――逆に先輩アナの皆さんからは何かありましたか?
歴代担当してきた先輩の堂真理子さんや竹内由恵さんからは「タモリさんが隣に座っていらっしゃるというだけで本当に安心できるから、大船に乗ったつもりで精いっぱい頑張ればいいよ!」とアドバイスを受けました。由恵さんが出演していた回を何度か見学して、その最中には具体的に「ここはこうした方が良いよ!」などとアドバイスをもらったりしたのですが「一番は楽しみながらやること! それは見ている方にも伝わるからね」と教えられました。
――「Mステ」のサブMCに決まって、“一人ミュージックステーション”をしていたとのことですが…?
していました。「こんばんはタモリです、こんばんは弘中綾香です」みたいなシミュレーションを一人二役でやっていました。「続いては○○の皆さんです」みたいな風に。本番同様に時間を計って、時間内にちゃんと進行できるように一人で練習していました。
――それが本番に生かされましたか?(笑)
それが、あまり練習した通りにはならなかったです(苦笑)。
――じゃあ、自己採点をするとしたら初回は何点くらいになりますか?
えっ! ええと…5点くらいですね。学生時代のテスト風に言えば、自分の名前は書けたけどあとはダメのような。出演者の皆さんに助けていただいてばかりでした。
――サブMCを務めるに当たって勉強したことは?
歴代の先輩たちが担当していた時の録画DVDは見ました。もともと音楽は好きだったし、番組も見ていましたが…。
(「Mステ」新サブMC・弘中綾香アナインタビューPART2へ続く)
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