テレビ東京で1月5日(日)スタートのショートアニメ「となりの関くん」(毎週日曜夜2:05~2:15)の制作発表が行われ、関俊成役の声優・下野紘、横井るみ役の声優・花澤香菜、劇中歌を歌う水木一郎、原作者の森繁拓真氏が出席した。
原作漫画は、「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA メディアファクトリー)で連載中。4巻まで発売されているコミックスは、累計発行部数160万部を突破('13年4月現在)している話題作。クラスの隣の席で授業中に毎回一人遊びをする関くんに振り回される横井さんのあわてぶりをコミカルに描く。
ほぼセリフがなくアドリブが多いという関役の下野は「いかに声を出さないかという声優にあるまじきことにこだわりを持って演じています。しゃべりませんけど、気が抜けないので楽しいですね」と語り、物語の進行役でセリフが多い横井を演じる花澤は「もちろんみなさん一言一言に魂を込めていますけど、私だけが汗をかいている(笑)」とアフレコの様子を語った。
会見では、関くんが愛用する人形のロボット家族をテーマとする劇中歌「団欒!ロボット家族」を歌う“アニソン界の帝王”水木一郎が、同曲を生歌で披露。作詞を担当した原作者の森繁氏は「水木さんは作品の意図を踏まえて、100%以上理解して歌ってくれるので、生歌で聞くとまた違った感動があり、心に響きました」と絶賛。水木も「アニソンはアニメの顔なので、アニメを見ている方に分かるような歌詞であるべきだと思っています。この曲はまさに思っていた通りの歌詞」とこの曲を気に入っている様子だ。
一方、オープニングテーマ「迷惑スペクタクル」を歌う花澤は「一人遊びをしている関くんは迷惑なんだけど楽しくもなっちゃう、そんな横井さんのもどかしい気持ちが歌詞にいっぱい詰まった曲です。漫画を読みつつアニメを見つつ作品それぞれを楽しみながら聴いていただけるとうれしいなと思います」とアピールした。
花澤が歌うオープニング「迷惑スペクタクル」、水木が歌う劇中歌「団欒!ロボット家族」を収録したアルバム『となりの関くん うたのCD』はキングレコードより'14年1月22日(水)に発売される。
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