11月28日、東京・フジテレビ本社で「ジャイアントキリング 3」の制作発表が行われ、番組MCを務めるSMAPの香取慎吾、大会に参戦する桜庭和志、亀田興毅、山本KID徳郁、山本隆弘が出席した。12月30日(月)夜6時から、5時間半にわたっての生放送となる。
「ジャイアントキリング」は、“アスリートの(本業ではない)秘めたる能力を見出し、その道のプロに挑む”番組。今回で3回目となり、これまでも「大相撲・横綱白鵬が、専門外である砲丸投げでいきなり日本王者に挑む」「大食いのプロに力士や大食い自慢のアスリートが挑む」など、さまざまな挑戦をしてきた。今回はその中でも特に反響の大きかった、スポーツ選手同士の対決「スポーツマン腕相撲世界一決定トーナメントSP」を開催する。
会見の冒頭で司会の三宅正治アナが今回の競技種目を「腕相撲です!」と発表すると、会場が「?」と静まり返る事態に。報道陣同様、この場でその事実を知ったという香取も「5時間半、腕相撲だけですか!?」と不安げな表情を見せたが、出場選手を知るや否や「これは世界中の方が見たいと思います。武道館でチケット売った方がいい。今すぐに見たいです」と納得した。
発表された一回戦は、「エメリア・エンコ・ヒョードル×横綱・白鵬」「清原和博×桜庭和志」「山本KID徳郁×亀田三兄弟代表」「朝青龍×高山善廣」「クリスティアン・パルシュ×力士・遠藤」という豪華ラインナップ。
昨年に引き続き出場する桜庭は、意気込みを聞かれると「俺はめちゃくちゃつえーぞ!」と気合の一言。兄弟3人で戦って出場選手を決めるという亀田は「そりゃやっぱり弟には負けられんけど。でもあいつらも強いですよ」と話し、誰が登場するか分からない様子だった。山本KIDは「俺は腕相撲を中学くらいからずっと避けてきた。でもこの対戦が決まって20年ぶりくらいにやってみたんですけど…負けたっす。周りにも気を遣わせた(笑)」と会場を笑わせた。元バレーボール全日本選手の山本隆弘は、「僕だけ異色の競技。なんでここにいるのか」と戸惑いを見せつつも、「みんな(僕が)弱いと思っているんでしょうけど、身長が高いと有利みたいなので、そこを生かして頑張りたい」と語った。
一回戦で山本KIDと戦うことが分かった亀田は「(三兄弟の)誰が出ても戦えるだけの力を持ってると思うけど、俺が出たらジャイアントキリング(番狂わせ)起こしてやろうかな」とやる気満々。急きょ、その場で香取と対決することになると、「怖い怖い!」と逃げ腰の香取を軽々とねじ伏せた。
現在参戦が決定しているのは、ボブ・サップ、把瑠都、アリスター・オーフレイム、ボビー・オロゴン、フランシスコ・フィリオ、マーク・ハント、豪栄道、ジェロム・レ・バンナ、ピーター・アーツ、旭天鵬、チェ・ホンマン、碧山、マイティー・モー、大砂嵐、宮崎大輔、山崎武司、篠原信一。出演交渉は続いており、随時番組ホームページやtwitter(@cx_giantkilling)などで発表される。
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