ことしの“ヤングシナリオ”は主演・森岡龍で映像化

2013/12/03 21:22 配信

ドラマ

ことしのフジテレビヤングシナリオ大賞受賞作品「人生ごっこ」は森岡龍、新川優愛のフレッシュなキャスティングでドラマ化

坂元裕二、野島伸司ら数多くの人気脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」。第25回の大賞受賞者、史上初となる大賞・佳作の同時受賞を果たした小山正太の「人生ごっこ」が映像化され、12月22日(日)深夜0時55分からフジテレビほかで放送されることが決定した。

「人生ごっこ」の主人公は少年漫画編集者の灰原洋二郎。夢を持って頑張っているが、締切を守らずすぐ弱音を吐く漫画家・暗木狂四郎の尻たたきが主な仕事。現実に嫌気がさしていたある日、灰原は憂さを晴らすために行ったガールズバーで暗木に成り済まし、そこに勤めるマコと関係を持ってしまう。そんな「先生ごっこ」により恋も仕事も順風満帆に見えた灰原だったが、少しずつウソのほころびが出始める。

本作はコメディータッチの中にも考えさせられる部分の多い意欲作。主人公・灰原を演じるのは森岡龍。'04年に映画「茶の味」でデビュー、以後数々の映画に出演し、テレビは「ゴーイングマイホーム」('12年、フジテレビ系)、「あまちゃん」('13年、NHK)などに出演する実力派で、監督としても「つつましき生活」「ニュータウンの青春」が「ぴあフィルムフェスティバル」に入選するなど多彩な活躍を見せている。また、灰原と交際を始めるマコを演じるのは人気ティーン誌のモデルなど多方面で活躍する女優・新川優愛。灰原が編集を担当する漫画家・暗木狂四郎は池田鉄洋が雰囲気たっぷりに演じる。3人のほかにも、渋川清彦、カブトムシゆかり、水谷望愛、今井朋彦、居島一平(米粒写経)など個性的なキャスティング。「SUMMER NUDE」「ガリレオ」「PRICELESS~あるわけねえだろ、んなもん!~」と数々の月9などを手掛けた金井紘が演出を担当する。