'15年大河「花燃ゆ」主演は井上真央!松陰の妹・文を演じる

2013/12/04 15:01 配信

ドラマ

'15年大河ドラマのヒロインに決定した井上真央

'15年の大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)の主演に井上真央が決定し、12月3日にNHK局内にて制作発表会見が行われた。会見には主演の井上真央と、制作統括を務める土屋勝裕氏が出席した。今回、大河ドラマ初主演となる井上は、'11年の連続テレビ小説「おひさま」でヒロインを演じ、同年、「第62回 NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務めている。

54作目の大河ドラマとなる同作の主人公は、幕末の思想家・吉田松陰の妹・文。松下村塾に集った塾生たちにかわいがられ、後に長州藩士・久坂玄瑞に嫁ぐことになる。しかし、禁門の変で久坂は自決。文は毛利家に仕え、嗣子・元昭の子守役になる。幕末の動乱を乗り越え、久坂家を残そうと奮闘した文は、亡き姉の夫であった群馬県令の楫取素彦(かとりもとひこ)の元へ嫁ぐ。群馬の産業・教育の近代化に寄与した楫取は男爵となり、文は美和子と名前を変え、華族の妻として生きていくこととなる。

登壇した井上は、今回の決定について「一部内定という形で(報道が)出ていましたが、内定もいつかは取り消しになるのではないかと、ちょっとドキドキしていました。こうして確定となり、今発表の場に立てて本当にうれしく思っています。ここから私自身も勉強しなければならない事もたくさんありますし、いろいろな責任をちゃんと持って、主演としてちゃんと中心に立って頑張っていきたいと思っております」と率直な気持ちを語った。

また井上は、文が生きた幕末の印象を「私も歴女ではないのでちょっと歴史にうとい部分はありますが、私たちにも少なからず影響を受けている時代で、本当にいろんな事が変わっていく時代だったと思います。ただその中で、(文は)何かを変えていった人物ではなくて、そばにいた人物なので、近くにいて影響を受けた人がどういうふうに生きたかという事で、より幕末を身近に感じられるのではないかと思っております」とコメントした。

また、演じる文についてのイメージを「今勉強中ではあるんですけど、私自身も吉田松陰さんという方は知っていましたが、文という妹がいることは知らなかったので、これからどういう人物像を演じようかなと考えています。ただ、渦中にいた人物なので、運命に翻弄されながらも力強く生きた、芯のある女性ができたらいいなと思います」と抱負を語った。

関連番組