「ドクターX」の最終回にハライチ・澤部佑の出演が決定! 「お試しかっ!」での公約が実現 !!

2013/12/09 22:00 配信

ドラマ

念願かなって「ドクターX~外科医・大門未知子~」に出演することが決まったハライチ・澤部佑(左)と、主演の米倉涼子(中央)、岸部一徳(右)(C)テレビ朝日

12月19日(木)に放送される米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の最終回に、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑が出演することが分かった。これは、10月14日に放送された「お試しかっ!―SP」での“公約”がついに実現したもので、澤部は「今までチョロチョロ、ドラマには出させていただいていますが、こんなに震えることはなかった。岸部一徳さんとやり合わせてもらえるなんてビックリです。なんか、すいません(笑)。『お試しかっ!』では、藤木(直人)さんにガンガン言っていたので、ドラマでもやり合いたかったんですけど、それはまたの機会ということで(笑)」と、自信に満ちた表情で明かした。

「お試しかっ!―SP」で米倉涼子のチームメートとして“帰れま10”に挑戦した澤部は、「(自分の予想が)当たったらドラマに出させてください!」と米倉に直訴。米倉は「(「ドクターX」の)プロデューサーに会わせてあげる」と約束し、プレッシャーの中、澤部は見事に4位のメニューを的中させた。ドラマ出演の交渉権を獲得した澤部は、“鉄は熱いうちに打て”とばかりに、この日の収録に立ち会っていたテレビ朝日の内山聖子ゼネラルプロデューサーに直談判。「何の役でも、死んでいてもいいんで(笑)、出させていただけないかと…」という澤部の悲痛なお願いを、内山氏は「よろしくお願いします」と快くOKし、とんとん拍子で稀代のヒットドラマへの出演を決定させた。

それから2カ月が経過し、もう出演はないかと思われていたが、“絶対に失敗できない”最終回という局面で、澤部の出番がやってきた。澤部の役どころは、米倉演じる未知子と名医紹介所・所長で未知子の師でもある晶(岸部)が通う銭湯の客。東京・大田区のロケ地には大勢のギャラリーが集結し、一足早く撮影を終えた米倉や外科医・近藤役の藤木も見守る中、澤部の出演シーンの撮影が始まった。

「ガリレオ」('13年、フジ系)など、ドラマ出演経験は豊富な澤部だが、この日は予定になかったせりふ付きのアドリブ演技を急きょ現場で求められ、さすがに緊張の面持ち。アドリブといっても相手役があってのことで、好き勝手にできるわけではない。その上、澤部が相対するのは「ドクターX―」のキーマン・岸部とあって、澤部の緊張も最高潮に。だが、大御所相手に数テーク、監督からの高度な要求に応え、澤部は絶妙なタイミングと自ら考えたセリフで無事に撮影を終了。“絶対に見逃せないシーン”を完成させた。

無事に撮影を終えた澤部に、米倉は温かい拍手を送り、「やる度にどんどん面白くなっていくんですね」と高評価。これに対し、澤部は「僕、そういうタイプなんで(笑)」と満面の笑みで応えるなど、終始ご機嫌で、「そこを感じ取っていただけて良かったです」と、ホッとしつつ“持ち味”をしっかりアピールした。その後、澤部は「お試しかっ!」代表という任務をこなして気分が大きくなったのか、「次回(のドラマ出演)はもっとガンガンやり合いたい」と豪語。反対に、米倉は「『お試しかっ!』の後、実はおなかがすいちゃってラーメン食べようかと思った」と衝撃の返しを。これには澤部も「もう一発イケますね!」と、再出演を逆にオファーし、米倉が「甘いもの以外なら」と即答するなど、“互いのフィールド”での再共演を誓った。

最終回の1話前、12月12日(木)の第8話では、帝都医大・本院をクビになった未知子(米倉)が“謎の依頼主”からの要請で帝都医大・高松分院に派遣される。未知子のせいで地方勤務を余儀なくされている加地(勝村政信)が働くその病院で、未知子は、漁師に憧れる入院患者の少女・村田九留美と出会う。九留美の病気は悪性の筋繊維芽細胞腫で、一度は本院で引き受けたもののオペは不可能との判断で、再び生まれ故郷の高松に戻されていた。一方、そのころ帝都医大・本院では、主任教授戦が本格的にスタート。鷹野教授(浅野和之)の陣営にリードを許し、焦る蛭間外科統括部長(西田敏行)は、海老名教授(遠藤憲一)らに浮動票の取り込みを指示するが、そんな蛭間をさらに追い詰める事態が起きる…。