「100年後も同じ企画を」久米宏がBS5局特別共同番組をアピール

2013/12/09 21:41 配信

芸能一般

年末年始放送のBS5局特別共同番組の5番組に共通で司会を務める久米宏

BS民放5局による年末年始共同特別番組第8弾となる「久米宏の『ニッポン百年物語』」('13年12月29日~'14年1月3日の5日間連続 全て夜9:00-11:00)の制作発表会見が12月9日に東京・時事通信ホールで行われ、5番組共通で司会を務める久米宏が登場した。

「ニッポン百年物語」は、「食」(BS日テレ、29日)、「医学」(BSフジ、30日)、「流行歌」(BS-TBS、1日)、「鉄道」(BS朝日、2日)、「家族」(BSジャパン、3日)と日替わりの5つのテーマを軸にした番組。世界的な不況や少子高齢化など、さまざまな困難に直面する日本の未来を考え直すきっかけになるよう、5番組共通で司会を務める久米が、秋元康や中川翔子など各界で活躍する著名人と共に、100年の間に日本に起きた変化を紹介する。

久米は「教養番組っぽいイメージですが、ほとんど娯楽番組です(笑)。ややくつろいでご覧いただける2時間番組を意識して作った番組です」とコメント。本番組への出演ついて「年末年始の特別番組に出るのは'78年の暮れ以来です。BS局の番組にちゃんと出演するのは'05年以来で、意外に地上波でやっていない番組を見たいと思う人もいるんじゃないかと思って、やってみようと思いました」と意気込みを明かした。

また、5番組を振り返る中で、「鉄道」をテーマにした番組について「『日本人は鉄道がつくった?』という大仰なタイトルですが、実は本当で、新橋-横浜間に鉄道が開通しなければ、こういう(会見のような)集まりは不可能なんです。時間の概念も大きく変わり、それまでは日本人はアバウトに暮らしていたんですが、鉄道ができてから(時間の)『分』という概念ができたんです」と力説し、番組の魅力を伝えた。

最後に、出演者が「100年後のニッポンへ」をテーマにしたメッセージを書いたボードに、久米が「100年後に同じ企画を! どなたか実現してください!」と記入。「(100年後は)テレビがどうなっているか見当つかないんですけど、無理やり同じ企画を5局共同でやっていただければ!」と笑顔で語った。