映画「抱きしめたい」で錦戸亮が北川景子とのキスシーンに困惑!?

12月9日、映画「抱きしめたい―真実の物語―」のレッドカーペットアライバル＆完成披露試写会が行われた。イベントには、北川景子、錦戸亮、上地雄輔、平山あや、寺門ジモン、國村隼、風吹ジュン、塩田明彦監督の8人が登壇した。

本作で「役者が自然体で演じていただけるように心掛けた」塩田監督は、ほとんどの演技がテストなしの一発本番だったとコメント。劇中、メリーゴーラウンドの回転木馬に乗る北川に錦戸がキスするシーンがあるが、このシーンもテストなしだったそう。錦戸は「やりづらかった。がっついてんなコイツって思われたくないし(笑)」と振り返ると、北川は「アップダウンする中でどうやって(キスを交わすの)？　てんやわんやでした」とその時の状況を語った。

映画のタイトルにちなんで「抱きしめたい」と思う瞬間を聞かれた錦戸は「寒い時とか、ベッド入りたての時とか…。僕、犬を飼っているんですけど、湯たんぽ代わりに犬を抱いています」とちょっと“逃げた”コメントをすると会場は微妙な空気に。その後、國村が「ひとりでずっと大きな悲しみに必死に耐えてずっとたたずんでいる人を後ろからきゅっと抱きしめたい」と回答をすると会場は和やかな雰囲気に包まれた。

「抱きしめたい―真実の物語―」は、ドキュメンタリーとしても放送された実話から生まれた奇跡のラブストーリー。壮絶な交通事故から奇跡的に生還し、左半身と記憶能力に障害がありながらも常に前向きに生きる女性・つかさを北川、つかさと一生の愛を誓ったタクシードライバーの雅巳を錦戸が演じる。