現在、CS放送・エンタメ~テレで放送中の「二丁目なう」。東京・新宿二丁目最大級のエンタメBarや店舗を統括する“奄美枝(あまみえ)”こと小原たかきと人気着物コーディネーター如月まみが、毎回ゲイバーやレズバーを巡って個性豊かなママと面白トークを繰り広げる異色バラエティーだ。中でも、ゲイの奏吉(そうきち)ママが紹介するお料理コーナー「二丁目飯」は性別を問わずファンが多い。
奏吉ママは新宿二丁目でバーを営む、自称“料理研究生”だ。“研究家”ではなく“研究生”という謙虚さから、人の良さがにじみ出ている。奏吉ママのレシピは、料理の苦手な人や時間がない人でも思わず「やってみよう」と思わせるほど簡単でおいしい。
例えば、写真の「鶏みぞれ煮麺」。材料は鶏肉と大根おろし、めんつゆ、そうめん。レシピは、まず鶏肉をきつね色になるまで焼き、めんつゆで味付け。次に水を適量入れて味を調える。最後に大根おろしを加えて、ゆでたそうめんにかければ出来上がり。料理時間は30分もかからない。
「おいしく作ろうと思えばいくらでも時間はかけられるけど、普段作る料理ってある程度おいしければいいじゃない? 毎日楽しくお料理してもらえるように、時間をかけずおいしくできるレシピを紹介してるのよ」と奏吉ママ。小学生のころに料理を見よう見まねで始めた奏吉ママは、最初はレシピ本を見ながら作り、この分量で作るとこの味になるという感覚を身に付けたのだと言う。そこから自分好みの味にしてみたり、アレンジを加えてみたりしたのだそう。
今後の意気込みを聞くと、「番組当初から考えると緊張感もなくなったけど、最近遊び心足りてなくない? もっとふざけた方がいいんじゃない?」とプロデューサーの顔をうかがっていた。「八百屋さんロケとか、実際旬の野菜とかを収穫に行って、その食材を使ったお料理をしたりするのはどうかしら?」と奏吉ママから提案も。超簡単レシピだけではなく、奏吉ママの遊び心がどこまで実現されるか今後も注目だ。
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