「仮面ライダーウィザード」出演者がついに卒業！ 奥仲麻琴が白石隼也に大感謝!!

映画「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武＆ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」が12月14日に公開となり、東京・新宿バルト9で白石隼也、佐野岳ら出演者12人と田崎竜太監督、さらに主題歌を担当したhitomiによる初日舞台あいさつが行われた。

この日登壇したのは「仮面ライダーウィザード」から主演の白石隼也をはじめ、テレビ版(9月までテレビ朝日系で放送)でレギュラーだった奥仲麻琴、永瀬匠、戸塚純貴、高山侑子と劇場版ゲストの敦士、「仮面ライダー鎧武」から主演の佐野岳をはじめ、テレビ版(現在テレビ朝日系で放送中)でもレギュラーの小林豊、高杉真宙、久保田悠来、志田友美と劇場版ゲストのJOY、田崎監督、主題歌を歌うhitomi。

まず、これが最後の集合となる“ウィザードチーム”の白石が「今回で『ウィザード』が完結すると思うと、さみしい気持ちと感謝の気持ちがあります」と複雑な心境を述べた。その後、奥仲や永瀬が順にあいさつした。

続いて、“鎧武チーム”の佐野が「きょうは皆さんを楽しませるように頑張りますので、よろしくお願いします」とあいさつし、小林、高杉らの後、田崎監督が締めた。

さらに、MCから'14年に挑戦したいことを聞かれたJOYは、「給料が固定給なのでどんなに頑張っても同じだから、社長と給料交渉に挑戦したい」と妙な目標を回答。するとMCから「完成披露の時におっしゃっていた“ハーフタレント界で天下を取る”というのは…？」とツッコまれ、「よく俺も忘れてること覚えてるね！」と慌てる一幕も。一方、敦士は今回が悪役だったということで「いつか仮面ライダーの役を頂きたいです」と夢を語った。

ここで、スペシャルゲストとして今作の主題歌「TEPPEN STAR」を歌うhitomiが登場。もうすぐ5歳になる娘が仮面ライダーのファンだといい、「主題歌をやるといったら娘のテンションが上がっちゃって！」とエピソードを明かした。

その後、“2m級巨大ライダー羽子板”が登場してのフォトセッションで映画の門出を祝った。最後に佐野が「きょうは温かいお客さんに入ってもらってとりあえず一安心です。でも、まだテレビ版や春の映画もあり、気を引き締めてやっていこうと思いますので、1年間応援よろしくお願いします」とあいさつし、続いて白石が締めのあいさつをすると思いきや、MCから「本日は田崎監督と奥仲さんから、白石さんにお言葉があると伺っております」とサプライズ展開が。

まず、田崎監督が「あなたは主役としてキャストの全員の和を大事にし、1年以上もの間みんなを引っ張ってきてくれました。そして操真晴人・仮面ライダーウィザードとしてファンの皆様を魅了し続けました。ありがとうございました」と感謝の意を述べた。

続いて、奥仲が「あらためまして、1年半お疲れ様でした」と切り出すと、白石は「今言うの？　後で裏ででもいいよ」と照れたものの、奥仲は「今がよろしいみたいなので」と会場の笑いを誘いながら続けた。奥仲は「私は初めて('12年9月スタートのテレビ版「仮面ライダーウィザード」で)お芝居の現場に入って、分からないことだらけだったんですけど、白石君が優しくお芝居のことを教えてくださって、白石君が初めて共演する役者さんでよかったなと思いますし、自分の役だけではなくて(自分が演じた)コヨミや(永瀬が演じる)仁藤や(戸塚が演じる)瞬平、(高山が演じる)凛子のことまで考えてくださって、本当に主演としてすごいなと思いました」と白石に感謝した。

本当の最後に白石が「『仮面ライダーウィザード』は僕だけじゃなく、監督やキャストのみんなの力があってこの日を迎えられたと思います。僕たちはもうそれぞれの道に進んではいますが、これからも僕たちのことをよろしくお願いします。そして、これからの『仮面ライダー』シリーズ、『仮面ライダー鎧武』をもっともっと盛り上げて、何十年も続く作品にしてもらいたいと願っています。本日はありがとうございました」と語り、初日舞台あいさつを締めくくった。