「(北川景子と)イチャイチャしてたみたいに言わないでよ！」妻夫木聡がプレミアイベントで大慌て!?

'14年1月11日(土)公開の映画「ジャッジ！」のレッドカーペット・セレモニー＆プレミア試写会が、12月19日、都内で行われ、妻夫木聡、北川景子、木村祐一、チャド・マレーン、脚本を手掛けた澤本嘉光氏、永井聡監督らが舞台あいさつに登場した。

同作品は、CM業界のトップクリエイターと豪華キャストが贈る、爆笑あり、恋あり、涙ありの最強エンターテインメント。数々の有名CMを手掛けた永井氏がメガホンを取り、ソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズなどのCMを生み出した澤本氏が脚本を手掛けたことでも話題を集めている。落ちこぼれ広告マンの太田喜一郎(妻夫木)は、上司の大滝一郎(豊川悦司)に押し付けられ世界一のテレビCMを決める広告の祭典「サンタモニカ国際広告祭」に審査員として参加することに。毎夜開かれるパーティーに同伴者が必要と知った太田は、同僚の大田ひかり(北川)に偽の妻として同行してほしいと頼み込む。サンタモニカとラスベガスが近いと知ったギャンブル好きのひかりはしぶしぶ了承。そんな中、太田はちくわのCMで賞をとらなければ会社をクビになることが判明して…といったストーリー。

バカ正直で落ちこぼれの広告マンを演じた妻夫木は「最近、バカな役ばっかり来るんですけど(笑)、作品が面白ければそれはいいことですからね」とおどけて会場を沸かしながらも「出来上がった作品を見て、想像以上に面白くて『ウォーターボーイズ』を見た時と同じような感覚に陥ったんです。ダメな男が一つのことを成し遂げるという成長物語でもあるので、コミカルな部分もある中でも涙する場面もあるんです」と作品への自信ものぞかせた。

一方、荒っぽいツンデレ女性役の北川は「ずっと妻夫木さんを殴ったり、蹴ったり、口で罵倒するという役だったんですけど、最初はちょっと遠慮している部分があって、監督から『もっと強くやってください！』と言われて、結果的に何度もやることになりました」と撮影を振り返った。

そんな中、永井監督は「現場では、妻夫木君と北川さんがとっても仲が良かったんです。男らしい妻夫木君はダメな青年役、かわいらしい北川さんは強い女性役と、2人とも(本人とは)正反対の役だったので、(役の関係性上)あんまり仲良くしない方がいいと思ったんですが、仲が良すぎて言い出せなかった」と告白。それを聞いた妻夫木は「ちょっと！現場でイチャイチャしてたみたいに言わないでよ！(笑)　普通に現場を楽しんでいただけでしょ！」と突っ込み、笑いを誘う場面も。

最後に妻夫木は「この映画は、(来年の)1月11日公開となります。一年の初めに見る映画としては、本当にいいものができたと思います。見て笑っていただきたいですし、『ことしは何かをやってやるぞ！』と思っていただける作品になっていると思います」とアピールした。