放送開始から10周年を迎えるプリキュアシリーズの最新作「ハピネスチャージプリキュア!」(テレビ朝日系)が'14年2月2日(日)にスタートすることが分かった。
今作のテーマは“ハピネス注入”。主人公・キュアラブリーこと愛乃めぐみが、自分の中から沸き起こるハッピーパワーで周りのみんなをハッピーにしていく設定となっている。自分次第で世界は変わる、明るく元気でいることで自分も輝き、周りの世界も明るく照らすことができるということをプリキュアの活躍を通じて伝えていく。
また、“オシャレ”に注目し、普段の行動からさまざまな衣装にチェンジして女の子のオシャレ心をくすぐる要素も取り入れている。プリキュアへの変身やフォームチェンジには、“プリチェンミラー”と“プリカード”というアイテムを使って変身。戦いの中では、フラメンコダンサーやバレリーナなど特殊能力を発揮できるかわいいフォームで登場する。
今作のプリキュアでは世界中の各大陸にプリキュアチームが存在し、人々のために戦うプリキュアは誰もが知る存在という舞台設定となっている。クイーン・ミラージュ率いる悪の組織・幻影帝国によって侵略されたブルースカイ王国の王女・白雪ひめ(キュアプリンセス)が、逃げるように日本へやってくるところから物語は始まる。ひめは、ブルースカイ王国にいた地球の神様・ブルーにプリキュアとして戦うよう命じられ、プリキュアの仲間探しをすることに。パートナーへと導いてくれるという“愛の結晶”をブルーから渡されたひめは、使い方が分からず「これが当たった子が友達!」と、愛の結晶を放り投げる。そして、愛の結晶が当たったのが、愛乃めぐみ(キュアラブリー)だった。
ほかにも正体不明の孤高のプリキュア・キュアフォーチュンらが登場し、持ち前の芯の強さと一生懸命さで乗り越えていくキュアラブリーや、人を助ける喜びを知り、王女としても成長していくキュアプリンセスがハッピーパワーを振りまいてみんなの幸せのために戦うストーリーとなっている。さらに、今回は友情や家族の絆に加え、プリキュアをサポートするイケメン二人が登場し、ほんのり淡い恋愛模様も描かれる。
ABCテレビの土肥繁葉樹プロデューサーは、「'04年2月の『ふたりはプリキュア』放送開始以来、『プリキュア』シリーズは10年が経過しました。かつてプリキュアに熱狂した子供たちも主人公と同じ中学生、もしかしたら大学生や社会人になっているかもしれません。毎日の生活を送る中で、つらく厳しい状況でも気持ちの持ちようで周りの世界が全く違って見えてくる。仲間がいれば、力を合わせて前に進める。そんなメッセージを込めています」と、10周年を迎える今作について力強く語った。
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