CS放送のキッズステーションでは、12月29日(日)~'14年1月5日(日)に劇場版「名探偵コナン」を連日放送。今回、ヒロイン・毛利蘭の声を務める山崎和佳奈に劇場版「名探偵コナン」の魅力を語ってもらった。
「名探偵コナン」は、謎の組織によって体を小学生にされた高校生探偵・工藤新一が、小学生の江戸川コナンとして、数々の事件を解決していく姿と、組織との攻防を描いた推理物語。原作は「週刊少年サンデー」で連載20周年を迎える青山剛昌の漫画で、中でも、劇場版のアニメ「名探偵コナン」シリーズは人気が高い。'96年より日本テレビ系でテレビアニメ化され、翌年より現在まで17年連続18作品が劇場版として公開されている。
ヒロイン・毛利蘭の声を務めている山崎は、17年間を振り返って「慣れてしまいそうなくらい殺人事件が次々と起きて(笑)。蘭ちゃんの髪形も、最初は丸味があったのに、だんだん角ばってきてツノみたいですよね~。他のキャストの皆さんにもからかわれます(笑)」とおちゃめに明かした。
劇場版「名探偵コナン」についても、「劇場版はTVシリーズ以上にキャラクターそれぞれの個性が強く描かれているので、そこを楽しんでもらいたい」と語る。
例えば、劇場版第6作「名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊」('02年)では、体感シミュレーションゲーム機「コクーン」の世界に取り込まれてしまったコナンや蘭、少年探偵団らが、現実世界で起こる殺人事件の謎を解きながらゲームの世界からの脱出を試みる。少年探偵団は自らの命を削ってコナンを助けようとするなど、仲間を思う強い友情を描いたシーンが印象的だ。
また、劇場版第10作「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」('06年)では謎の男から依頼を受け、大阪の高校生探偵・服部平次や奇術を得意とする怪盗キッドらが、それぞれの得意な分野を生かして活躍する。「名探偵コナン」シリーズに登場するキャラクターが一堂に会するオールスター作品ともいえる。
現在、最新作「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」が12月7日より劇場公開中だ。山崎も「最近ストーリーが複雑化しているコナンですが、今回はルパンの軽快さが加わって、テンポの良いワクワクするお話です。年代問わず楽しめる作品になったと思います」と、仕上がりに胸を張る。
年の瀬はテレビと劇場で、爽快に事件を解決するコナンを見て、スッキリ新年を迎えよう!
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