ソチ五輪日本代表選手団結団式を開催！ 葛西紀明「金メダルを獲って自分から『レジェンド』と名乗りたい」

2月7日(金)に開会式を迎える「第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ)」の「日本代表選手団結団式・壮行会」と記者会見が行われ、団長の橋本聖子以下、主将の葛西紀明(スキー ジャンプ)をはじめとする選手一同が1月20日に東京・新高輪プリンスホテルに集結した。

まず初めに行われた「結団式」では、葛西が「一人一人が不撓不屈の精神で取り組んできたトレーニングとソチに懸ける熱い思いを“チームジャパン”として集結し、一意専心競技に挑みます」とあいさつ。

続いて行われた「壮行会」では、来賓の安倍晋三首相が札幌冬季五輪('72年)のフィギュアスケートで活躍したジャネット・リン(米)にファンレターを送り、返事が返ってきた話を披露したり、モーニング娘｡'14が公式応援ソング「君の代わりは居やしない」を熱唱するなどして会場を盛り上げ、選手たちにエールを送った。

最後に行われた記者会見には、橋本団長の他、主将の葛西、副将の田畑真紀(スピードスケート)、旗手の小笠原歩(カーリング)らが出席。田畑は「葛西主将がいない氷上の競技で選手のサポートをさせていただきたいと思います。みんなで心を一つにして、力を合せて頑張りたいと思います」とあいさつ。

また、小笠原は旗を持った感想を「私はカーリングでスキップとして勝負を決める最後の一投を投げるのですが、それに等しいくらい緊張しました。“こんなに重たいものなのか”と初めて持って感じました。ただ、この旗を持つのは私だけなので、しっかり与えられた任務を果たしたいと思いますし、それがカーリングでもいい方につながればいいと思っています」と述べた。

さらに、葛西は“レジェンド”と呼ばれていることに対し、「まんざらでもない気持ちです。でも、『レジェンド』と言われても('94年リレハンメル五輪で銀メダルは獲得しているが)まだ金メダルを獲っていないので、それを獲ってからあらためて、僕の方から『“レジェンド葛西”だ』と言いたいです」と決意を新たにした。