藤ヶ谷太輔、初主演映画で遠藤憲一を温かく包む?

2014/01/23 13:20 配信

芸能一般

劇場版「仮面ティーチャー」の完成披露プレミア上映会に斎藤工(写真左)、遠藤憲一(写真右)と共に仮面ティーチャーが登場。会場を沸かせた

劇場版「仮面ティーチャー」の完成披露プレミア上映会が、1月22日に東京・新宿バルト9にて行われ、本作が映画初主演となる藤ヶ谷太輔Kis-My-Ft2)と、共演の斎藤工遠藤憲一が登壇した。

劇場版「仮面ティーチャー」は、藤沢とおるの同名漫画を映像化。教師による体罰や指導が禁止された教育現場において、唯一力の行使を認められた特別教師“仮面ティーチャー”が、“力”ではなく“心”で生徒とぶつかることで、荒れた学校や生徒たちを変えていく姿を描く。

上映会に先駆け、劇場内で行われたイベントには、斎藤、遠藤と共に仮面ティーチャーが登場。その後藤ヶ谷が登場すると、観客から割れんばかりの歓声が。その大きさに驚いた遠藤は、藤ヶ谷に「ちょっと笑ってみてよ」とフリを。それに応えて藤ヶ谷が観客に笑顔を向けると、ステージに一段と大きな歓声が寄せられた。

続けて行われた舞台あいさつでは、3人が羽織袴姿で登場。「人と人は心で分かりあえる」という信念をもとに、生徒たちと心で向き合う教師・荒木豪太を演じた藤ヶ谷は、役作りにあたって高校時代の恩師の元を訪れたことを告白。「生徒と向き合う時に何を大事にしているのかを聞きました。そういうところは(演じる上でも)意識していました。出会えてよかったと思う先生だったので、荒木豪太も皆さんにそう思ってもらえるようにならないといけないなと思いました」と、役柄での思いを語った。

教育省のエリート官僚で、豪太を支える飯倉塁を演じた斎藤は、「(役柄としては仮面を着けないが)仮面を着けたい願望はメチャクチャありますね。仮面を被ることで匿名性を持つというか、自分の情報がないと強気になれるっていうのは一つの真実だと思います。普段から役者として、役という仮面を着けると強くいられるというのもあるので、さらに格好いいアクションを、仮面を着けてやりたいなとは思っていました」と、自身の欲求を口にしていた。

豪太の元恩師でありながら、劇中で豪太と対立する羅門公平を演じた遠藤は、撮影時のエピソードについて「撮影初日から藤ヶ谷君とぶつかり合うシーンで、ただでさえ自分はこういう顔なので、初対面の人にはドン引かれちゃうんですよね、怖がられて。だけど藤ヶ谷君がすごいフランクで、休憩のとき『一緒に食べましょうよ!』って来てくれて。すごく温かく包んでくれたのが印象的でした」とコメント。藤ヶ谷は「(演じる)荒木豪太っぽさを利用して声をかけました」と明かした。

また、ヒットを祈願して“鏡開き”ならぬ“仮面開き”を行うなど、イベントは大きな盛り上がりを見せた。最後に藤ヶ谷は「後輩たち含め、俳優の先輩方もスタッフさんも、熱いストーリーを一生懸命全力で作りました。みなさんも全力で受け取ってくれると、作り手として幸せです」と語り、本作をPR。

さらに劇場版の公開に合わせて「仮面ティーチャー」のスペシャルドラマが、2月14日(金)日本テレビ系にて放送されることが発表された。映画を見る前にこちらもチェックしておこう。