4月期の日本テレビ系土9ドラマの主演が二宮和也に決定! 野球部の監督を務める高校教師役に!!

2014/01/26 06:00 配信

ドラマ

日本テレビ系の4月期の土曜夜9時枠で、嵐・二宮和也主演のドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(仮)の放送が決定した。二宮が連続ドラマに出演するのは2年半ぶりで、日本テレビの連続ドラマ出演は初めてとなる。

同作は歴史ある進学校を舞台に、二宮演じる教師・田茂青志(たもあおし)と弱小野球部が独自の理論で甲子園を目指す学園ドラマ。東大大学院卒で生物の研究をしている青志は、校長に頼まれて1年間だけ母校の臨時教師を務めることに。そこで青志が見たものは、グラウンドでの練習は週に一度しかできず、ゴロを捕るのが下手、内野の守備は怖い、キャッチボールが続かない…など、技術、体力、根性、設備の全てが不十分な弱小野球部だった。青志はそんな野球部に興味を持ち、監督になることを決意。レベルが高いチーム同士の対戦で通用するセオリーでは絶対に勝てないと踏んだ青志は、「どうせ20点取られるんだ。だから、ドサクサに30点取って勝つ」という異常なセオリーで、野球部を甲子園に導いていく。

プロデューサーは、二宮が下半身不随の青年を熱演した「24時間テレビ ドラマスペシャル『車イスで僕は空を飛ぶ』」('12年)を担当した河野英裕氏。また、原作は超進学校の野球部が甲子園を目指す道のりを取材し、ユーモラスな語り口で紹介した高橋秀実のノンフィクション「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」。ドラマは原作のテーマを基にしたオリジナルストーリーで、その中には野球経験者の二宮が実際に体験した切ないエピソードも反映される。

「4月にスタートする土曜ドラマ『弱くても勝てます―』に主演させていただくことになりました。初の高校教師、さらには弱小へっぽこ野球部の監督役です。弱くても、“勝ち”を目指して、みんなで頑張っていく、笑いあり、涙ありの学園ドラマです。そして、今回、初の先生役、しかも野球部の監督役ということで、全国の高校に武者修行としてお邪魔させていただきたいと思っています。つきましては、僕が武者修行できる高校を探しています。僕がお邪魔しても良い高校がありましたら、ご連絡ください! よろしくお願いします!」(詳細は「弱くても勝てます―」ホームページへ)と意気込む二宮に、作品についてさらに話を聞いた。

――同枠のドラマに初出演ですが、今の率直な感想は?

今までずっと見て育ってきた、数々の名作が生まれてきた歴史があるドラマの枠なので、すっごくうれしいです! 日本テレビの連続ドラマに初めて出させてもらえるっていうこともすごく楽しみです。

――どんな役ですか? 

今回は先生役です。教師役は初めてです。現場に年下の人たちがいるっていうのが久々ですね。今までだいたい自分が一番下という現場だったので新鮮ですね、どうなるのか。

――挑戦したいことはありますか?

先生という存在は、誰もが接してきた存在。見ていて気持ちが良いキャラクターになっていければいいなって思っています。先生役というのが挑戦そのものになりますね。生徒たちとコミュニケーションを取っていきたいんですが、基本的に後輩が苦手なんですよ。後輩の人と接するってことがあまりなかったので、そこがちょっと心配ですね(笑)。けっこう怖がられてるんじゃないかな、とか心配してます。

――野球経験者の二宮さんにとって、思い出深い野球のエピソードはありますか?

去年かな、高校野球を見ていて、初めて同い年の監督がでてきたんですよ。相葉(雅紀)くんと一緒に見てて、「まじかよ!?」ってなりました。「何で高校野球の選手たちって、いつまでもみんな年上に見えるんだろうね」って言ってて、監督の紹介をみたら、俺と同い年で! 衝撃を受けましたよ。自分がやってきた野球っていうのは常に選手だったから。若くして監督やってる人がいるんだなあって。リアルにいらっしゃることを知ったので、それもドラマに何とか取り入れていきたいと思いました。甲子園を目指すというのは同じなので、みんなと頑張っていきたいです。

――今回のドラマに縣ける、抱負または意気込みをお願いします。

4月からスタートします土曜9時ドラマ「弱くても勝てます―」で、生徒の皆さんと、先生たちと、そして集まってくれるスタッフみんなと一生懸命ドラマを作っていきます。土曜9時ならではの作品を楽しんでいただけたらと思います。

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