2月2日(日)よりスタートする新番組「ハピネスチャージプリキュア!」(テレビ朝日系)の制作発表会見が行われ、オーディションで“キャラクターにマッチした”とメーンキャストに選ばれた声優の中島愛、潘めぐみ、戸松遥が登壇した。
今作のプリキュアは、愛乃めぐみ(キュアラブリー・中島愛)がブルースカイ王国の王女・白雪ひめ(キュアプリンセス・潘めぐみ)と出会い、悪の組織・幻影帝国の侵略から地球を守るために戦うストーリーとなっている。その中で、自分次第で世界は変わる、明るく元気でいることで自分も輝き、周りの世界も明るく照らすことができるということをプリキュアの活躍を通じて伝えていく。
まず、中島は「シリーズスタートから10周年で、11作目という記念すべき年にプリキュアになれることが本当にうれしいです。プリキュアになることが夢だったので、私と同じようにプリキュアに憧れる女の子たちに、夢と勇気を届けられるよう頑張ります」とあいさつ。さらに、今作のテーマの一つが“オシャレ”ということで「ことし10周年で“めでたい”ということで、カーディガンとスカートで紅白にしました。それに、紅と白を混ぜると(キュアラブリーのイメージカラーの)ピンクになるので」とこの日のファッションポイントを明かした。また、自身が演じる愛乃めぐみについては「何かを決めたら、それを目指して真っ直ぐに向かっていくところが似ていますが、逆に“ありがとう”や“ごめんなさい”という気持ちを正直に伝えられるところは、ちょっと素直になれない私が憧れる部分です」と明かした。
続いて、潘は白雪ひめを演じるにあたり「私もプリキュアを見て、夢や希望を浴びて育ってきたので、ハピネスをいっぱいチャージしています。そのチャージしてきたハピネスを、今度はテレビの前の皆さんにお届けできるように全身全霊で演じます」と、緊張で言葉をつまらせながらも意気込みを語った。プリキュアシリーズが始まって10年ということで、自身のこれまでの10年について聞かれると「この仕事をしたいと思ってからちょうど10年くらいなので、その夢を諦めなかったことです」とハッキリと答え、「“大変”という字が“大きく変われる”と書けることに気付いたのも、この10年の積み重ねがあったからで、好きは何にでも勝るんだなと思いました」と振り返った。さらに、ファッションポイントについて「服はキュアプリンセスの“青”ですが、マニキュアにこだわりがあって、角度を変えるとキュアプリンセスの“青”でもあり、キュアラブリーの“ピンク”、キュアフォーチュンの“紫”にもなります。ささいなポイントですが、“ココ”推しです!」と話し、会場は笑いに包まれた。
そして、キュアフォーチュンを演じる戸松は「フォーチュンは正体不明の孤高のプリキュアということですが、私自身はすごく分かりやすいです」と笑わせながらも、「フォーチュンのような“ミステリアスで気になる”という子は、自分が小さいころに憧れるタイプの女の子です。でも、こうと決めたことをやり通すところは似ていると思います」と語った。収録現場では「差し入れのお菓子を取りに行くときに、皆さん『ハピネスチャージ!』と言っています(笑)。若手のキャストから大ベテランの方まで一つになって、テレビを通して伝えられるよう素敵な作品を作っていきましょうと頑張っています」と、2話分の短い収録時間でもすでに一致団結している様子を伺わせた。最後に、「見る人がハッピーになる作品で、作っている一人一人が愛情を注いでいます。大人が見ても感じるところや刺さるところがあるので、老若男女問わず見ていただきたいです。ぜひ、親子で、家族で見てください」と、視聴者へメッセージを送った。
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