草なぎ剛が特殊な能力を持つ刑事役に挑む「スペシャリスト2」の放送が決定!

2014/01/28 05:00 配信

芸能一般

「土曜ワイド劇場特別企画『スペシャリスト2』」が3月8日(土)に放送される!(C)テレビ朝日

草なぎ剛が約10年間刑務所に入っていた経験を持つ異色の刑事役に挑んだ話題作「土曜ワイド劇場特別企画『スペシャリスト』」が、3月8日(土)に第2弾として帰ってくることが分かった。草なぎが再び刑事・宅間を演じる。草なぎは「『またここに戻ってきたな!』という感じです。南果歩さんとも久しぶりにお会いできてうれしかったですし、前作のときも撮影開始当初からすごく息を合わせて演じることができていたので、また二人でここに帰ってこられて、本当に良かったです」と、ハマリ役の復活を喜んだ。

「スペシャリスト」は、これまでドラマや映画でさまざまな役を経験してきた草なぎにとって初めての刑事役に挑んだ作品。ある事情から無実の罪を被り、長い間服役していた経歴を持つ異色の刑事・宅間が、京都府警に設けられた特別捜査係に配属されたところから物語が始まった。宅間は、刑務所にいる間に犯罪者の“犯行の手口”や“犯罪に使う技能”、“犯罪に走った背景や心理的傾向”などを分析し、全てをデータとして記憶に焼き付けるという特異な能力を開花。犯罪に精通した“スペシャリスト”となった宅間が同じく特別捜査係に配属された元捜査一課の千波(南果歩)や元捜査二課の唯子(芦名星)、元警備部の堀川(平岡祐太)、そして元鑑識課の猪熊(佐戸井けん太)らと共に事件の捜査に当たっていく。

ファン待望の続編となる今回は、事件の内容もキャストもさらにスケールアップして復活。京都の街にアルファベットと数字で書かれた謎の暗号が出現。京都を東西南北に走る通りが交差するところに、数字が描かれたステッカーが貼られる。気になって調べ始めた宅間や千波ら特別捜査係は、ステッカーが貼られた地点で必ず事件が起きていることを突き止める。アルファベットと数字…誰が何のために設置したものでそこに隠された意味とは何なのか。それを探り始めた矢先、暗号の地点で死体が見つかる。そんな中、事件の背後に“脚本家”と呼ばれる佐神稚洋(上川隆也)という人物が浮上してくる。宅間はその男に会うため、10年間入っていた滋賀中央刑務所に潜入することに。一方、京都府警本部長・高倉(大杉漣)の元には、衆議院議員の悦子(前田美波里)、京都第二医師会の副会長・恩知(長谷川初範)、関西教育委員会委員長の出水(名高達男)、弁護士の日暮(中丸新将)といった京都の“要人”たちが集まっていた。そして、ついに二つ目の殺人事件が発生。その現場にも謎の数字が残されていたことが分かり、事件は思わぬ方向へ展開していく。

主人公・宅間を演じる草なぎは「前作を多くの皆さんに見ていただけたからこその、パート2だと思いますので、その思いや情熱を作品に注ぎ込めるように頑張りたいと思います! とはいえ、今回は前作よりもさらにストーリーが複雑になっていて…実は僕また犯人が誰だか分かっていないんです(笑)。でも、そんなところも宅間っぽいでしょ? 何を考えているのか分からない、ひょうひょうとした宅間らしく今回も演じていきたいと思います!」と、笑顔を見せた。

また、テレビ朝日の船津浩一プロデューサーは「パート1の放送後、多くの視聴者の方からたくさんの好評をいただき、またその後も続編の要望が後を絶ちませんでした。皆さんの声に応えて“スペシャリスト”が帰ってきます。草なぎさんと南さんの絶妙なコンビネーションは今回も健在です。前回にも増して巧妙に仕組まれたスケールの大きいミステリーと、レギュラー陣に加えゲストの上川隆也さんら豪華キャストの活躍にご期待ください」とアピールした。