竹野内豊、尾野真千子とのキスは勘違いだった!?

2014/01/28 11:46 配信

映画

会場に集まった約200人のファンと“バレンタインフラワー”を持って記念撮影する竹野内豊

2月8日(土)全国公開の映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」のファンイベントが行われ、主演の竹野内豊と井口奈己監督が登壇。竹野内にとって初となるファンイベントとあって、会場には北海道や鹿児島、さらに台湾からもファンが駆け付けた。

竹野内に映画の感想を尋ねると、「関係者だけの試写会で初めてこの作品を見たけど、こんなに見るのが恥ずかしい作品は今までなかった。美女に囲まれていて…最近は男くさい現場が続いていたので」とコメント。

続いて、1月14日の本作完成披露試写会でも話題になった竹野内と尾野真千子とのラブシーンに話が及んだ。井口監督は「あのシーンは尾野さんとのキスシーンにするつもりでなかった。カメラを回していたら、『あっ、キスしちゃった』って感じ。周りで撮影を見ていた人のツバをのむ音が聞こえて、『やったな』と思いました(笑)」と衝撃告白。それに対し竹野内は、「つい先日も、尾野さんと監督と3人で、その(キスシーンについて、監督が言った言わないの)話をしていたんです。監督が『今(リハーサル)の10倍のラブラブってお願いします!』って言うから…。子供じゃないからね、『10倍のラブラブってことはキス?』って勝手に勘違いしてキスしちゃいました」と照れながら弁明した。

また、井口監督に竹野内の印象を聞くと「お会いする前は、格好良くて、ダンディーなイメージがあった。でも、現場での反応を見ていると、どうもダンディー路線じゃなかった。大人の男の人じゃなかった。すごく褒めているんですけどね、人間じゃないというか…(笑)純粋さが原石みたいに残っているのかなと思いました。本当に褒めているんですけど」と称賛し会場を沸かせた。

「ニシノユキヒコの恋と冒険」は、映画「人のセックスを笑うな」('08年公開)でメガホンをとった井口奈己監督の新作。竹野内が演じる、類を見ない天性のモテ男・ニシノユキヒコの恋と悲しみを描く。原作は芥川賞をはじめ数々の文学賞を受賞した作家・川上弘美の同名作品。