SKE48悲願のナゴヤドーム単独コンサート2DAYSをリポート!!(1)

2014/02/04 05:17 配信

芸能一般

「SKE党決起集会。『箱で推せ!』」の1曲目でユニット曲「神々の領域」を披露するSKE48・1期生の(左から)中西優香、大矢真那、松井玲奈、佐藤聖羅、松井珠理奈、佐藤実絵子、出口陽(C)AKS

名古屋を拠点に活動しているAKB48の姉妹グループ・SKE48が、「SKE党決起集会。『箱で推せ!』」と題し、2月1日、2日の2日間にわたって愛知・ナゴヤドームで単独公演を行った。

同コンサートツアーは、昨年10月の神戸からスタート。12月に横浜、そして2月1日、2日にナゴヤドームで行うというもの。ドームでの公演は、過去にAKB48グループ総出演で行ったことはあったが、姉妹グループでの単独開催は初めてとなる。

1日目は、ファンにはお馴染みとなっているOvertureの前に、3万3000人のファンによる「SKE!」コールが沸き起こった。

オープニングでは地元・名古屋にちなみ、武将姿の中日ドラゴンズ元投手・板東英二が、“ナゴヤドーム公演の幕開け”を高らかに宣言した。

記念すべきナゴヤドーム公演セットリストの1曲目は、大矢真那、佐藤聖羅、出口陽、中西優香、松井珠理奈、佐藤実絵子、松井玲奈の1期生7人によるユニット曲「神々の領域」。東李苑のピアノ、古畑奈和のサックス、スペシャルゲストのTAKUYAらのギター伴奏が花を沿えた。'08年7月に22名いた1期生も今では7人となり、どのメンバーよりも苦労や別れを味わってきた1期生は、互いに寄り添いながら万感の思いに目を潤ませていた。

2曲目では、最新シングル「賛成カワイイ!」を披露。その際に、会場内の警備員にふんしていたメンバーもステージに加わり、大いに会場を盛り上げた。その後のMCでは、サプライズの警備員姿だったものの近くのファンに気付かれていたと、内山命が振り返る一幕も。

3曲目からは「強き者よ」に始まり、「青空片想い」「ごめんね、SUMMER」「1!2!3!4! ヨロシク!」とSKE48のデビューシングルから4thシングルまでを熱唱。さらにシングルのカップリング曲「誰かのせいにはしない」「パパは嫌い」「バズーカ砲発射!」「寡黙な月」「ハレーション」「追いかけShadow」「青春の水しぶき」「いつのまにか、弱い者いじめ」「道はなぜ続くのか?」を披露し、SKEの歴史を振り返る構成になっていた。

また、北川綾巴をセンターに研究生たちが12曲目の「キスだって左利き」を歌った。

中盤は、木崎ゆりあによるHKT48・指原莉乃のシングル「それでも好きだよ」を皮切りに、「心の端のソファー」「枯葉のステーション」「ウインブルドンに連れていって」「RUN RUN RUN」「Glory days」「雨のピアニスト」を熱唱。

その中でも、「枯葉のステーション」では、松井玲奈が純白の超ロングドレスに身を包み、自身の代表曲をはかなげに歌い上げた。さらにその途中、超ロングドレスの裾にふんしていた大脇有紗、折戸愛彩、鎌田菜月、北野瑠華、佐々木柚香、竹内彩姫、野口由芽が登場するという演出も。

そして、センターを木本花音が務め、脇を山田みずほ、熊崎晴香が固めた22曲目の「Glory days」では、途中で歌が途切れるハプニングが!? その直後、ダンスパフォーマー・蛯名健一が乱入し、驚異の身体能力を生かしたダンスで客席のみならず、木本らを驚かせた。さらには、SKE48の軟体女王・須田亜香里も加わり、二人で映画「マトリックス」を彷彿とさせる柔軟パフォーマンスで競演。須田の柔軟性に蛯名は「須田師匠!」と呼ぶ場面も。

その後の24曲目「Darkness」には松井珠理奈、石田安奈、木崎ゆりあ、斉藤真木子、都築里佳、竹内舞、木下有希子が登場。須藤元気率いるWORLD ORDERと共にシンクロしたダンスを繰り広げ、会場のファンを沸かせ、メンバーからも感動の言葉が上がった。