昨今の“ゆるキャラ”人気を受けて、吉本興業が今まで関西地区を限定に活動してきたよしもと芸人を模した“ゆるキャラ”を全国展開することを発表。その発表会に、テーマソングの「ボケ・ツッコミ体操」を歌うハリセンボンとゆるキャラ8体、司会のあべこうじ、そして、2013年度のゆるキャラグランプリ王者、栃木・佐野のゆるキャラ・さのまるが出席した。
よしもと芸人キャラはこの日登壇した8体のほか、めだかちゃんキャラ、桂文枝キャラ、中田カウス・ボタンキャラ、茂造キャラ、ピースキャラ、今いくよ・くるよキャラ、あほの坂田キャラら全18体。デパートやショッピングモールでのイベント、子供会などの地域イベント、結婚式のゲスト出演など、芸人とは別ギャラで営業を繰り広げるという。ゆるキャラたちはこの日も本人そっくりのネタを披露し、箕輪はるかのゆるキャラは本人以上のキレのあるコケぷりで、芸達者なところを見せていた。
初めて自分のキャラを見た箕輪は「歯の神経が死んでいるところまで再現されている。人気が出てほしい反面、売れると自分たちの仕事がなくなるので困る」と苦笑い。近藤春菜も「ほかのおばちゃんのキャラでも成立するんじゃないかな(笑)。自分が出るとたまに泣いちゃう子もいるので、まずキャラに出てもらって場をなごましてほしいです」と意外(?)なコラボを提案した。さらに、よしもと芸人キャラの2014年度ゆるキャラぐらんぷりエントリーを発表。昨年王者のさのまるが登場して人気が出る秘訣を教えようとするが、あべの悪意ある通訳に春菜のツッコミがさのまるにさく裂。さのまるの鼻がつぶれるというハプニングが起きた。
またハリセンボンは、COWCOWの善しと共に企画のテーマソング「ボケ・ツッコミ体操!」のボーカルにも挑戦。近藤はレコーディングの際、「ディレクターさんから『心の中で面白みを出してもらえますか』と言われて、パニックでした。でも、明るく笑顔で歌っていたらOKをもらえました」と裏話を明かした。この曲は、2月17日(月)から「おはスタ」(テレビ東京系)でオンエアーされ、2月19日(水)よりレコチョクなどで音源配信される。また、4月上旬にはビデオクリックと振り付け映像が収録されたDVDが発売される。
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