2月8日に公開されたばかりの映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」の舞台あいさつが初日に続き都内で行われ、主演の竹野内豊と井口奈己監督が出席した。
同作は映画「人のセックスを笑うな」('08年)でメガホンをとった井口奈己監督の最新作。竹野内が演じる、類を見ないモテ男・ニシノユキヒコの恋と悲しみを描く。原作は芥川賞をはじめ数々の文学賞を受賞した作家・川上弘美の同名作品。
劇中で竹野内が演じるニシノユキヒコは天性のモテ男だが、竹野内に「これまでの人生の中でフラレた経験があるか」と尋ねると意外な答えが。「フラれた経験はたくさんある。恥ずかしかった経験と言えば、携帯電話でのメールが始まったばかりのころ、絵文字(の意味)がよく分らなくて…(苦笑)。ある日、友人の女性が(メールに)ハートの絵文字をつけてきたんです。そのハートマークに特別な意味はなかったんだけど、僕が(自分に好意があるんじゃないかと)勘違いをしちゃって。その当時、彼女が居たので、『彼女が居るので、ごめんなさい』と返信した」と丁重にお断りしたことを告白。しかし、その女性に「そんなつもりはない」と言われたらしく、「すごく恥ずかしかった。フラれたわけじゃないけど、フラれた気分になった」と、勘違いした過去を思い出して照れ笑い。それ以来、絵文字に恐怖を感じているという。
また、二人には内緒で“リアル・ニシノユキヒコ”が登場するサプライズも。現在、北海道・札幌で画家をしているというニシノユキヒコと同姓同名の西野行彦氏が、自身が描いた竹野内の肖像画を本人にプレゼント。思いもよらぬプレゼントに感激した竹野内は、笑顔で会場を後にした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)