写真集発売記念! アジカンがトークショーを開催

2014/02/25 13:46 配信

音楽

トークショーを行ったASIAN KUNG-FU GENERATIONとミッチ・イケダ

アジカンの愛称で親しまれている人気ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの写真集「This is ASIAN KUNG-FU GENERATION Photographs by MITCH IKEDA」(税込4200円/株式会社KADOKAWA)が発売中。

同作品は、'10年から'13年の10周年記念ライブまでを密着し、国内のライブやイベント、海外公演、レコーディング風景、オフショットなど写真家のミッチ・イケダがアジカンのリアルな真の姿を写し出したもの。アジカンの“変化”と“進化”の激動の4年間を一冊に詰め込んだ初の写真集。

この写真集の発売を記念して、2月28日(金)まで写真展「This is ASIAN KUNG-FU GENERATION Photographs by MITCH IKEDA」が東京・PRETTY GREEN 青山本店にて開催中。写真集に納めきれなかった作品を中心に展示してあり、写真集とはまた違ったメンバーの一面を見ることができる。

2月23日、同写真展の会場で、写真集発売を記念したアジカンメンバーとミッチ・イケダによるトークショーが行われ、お互いの初めて会った時の印象や、写真集の撮影裏話などをファンの前で語った。

ミッチについてメンバーは「アーティストっぽく、いい顔を撮ってくれる」(山田貴洋)、「最初からすごくフレンドリーで、リラックスして撮ってもらえる。赤裸々過ぎてちょっと恥ずかしくなる写真も…(笑)」(伊地知潔)と告白。

また、後藤正文は写真集を見て「真っ白なページの次のページは、自分で初めて自分たちのことを『ロックバンドだっ!』と思いました。(それまでと比べて)メンバーの顔つきが変わっていて、それが収まってる。でも、何で三人が気合入れてるのに建ちゃん(喜多建介)だけ笑ってるの…?(笑)」と感想を明かし、会場を沸かせた。そんな中、伊地知は「レコーディングの途中で、『アーティスト写真を撮らせて下さい』と言われて、スタジオの屋上に上がって私服で撮ってもらった写真がこのクオリティーってすごいなと思いました」と話すと、後藤が「それってプロに失礼なんじゃない?(笑)」とツッコみ、笑いを誘う一幕も。

さらに、来場したファンからの質問コーナーでは、「写真を撮られる時の気持ちは?」との質問に「意外と集中力を使うから、雑誌の撮影とかは『早く終わんねーかな…』って(笑)。街中での撮影だと、歩いている人が『誰っ!?』ってなるけど、誰も俺たちのこと知らないからがっかりしてる。そんな時は『すみません…』っていう気持ちになるよね」(後藤)、「『笑顔で!』って言われて、笑ってるつもりだけど、写真を見てみるとそんなに笑ってない…」(山田)とそれぞれ明かし、会場を盛り上げた。ほか、「何気ない日常で感じた幸せは?」との質問には、「幸せというかウケるなと思った話なんですけど、最近、水族館に行ったら、カップルで来ている彼女の方がオオサンショウウオを見て『ネッシーみたい~!』って。僕、歌詞を書くので人がどんな例えをするのか気になっちゃうんですけど、『ネッシーっていないのに、すごい例えするな…』って思いました」(後藤)、「山ちゃん(山田)とスピッツさんのライブを見に行った時に楽屋にあいさつに行って、話しをしてもらいました! ライブ中に、スピッツさんが僕たちを“ガン見”してきて『こいつら誰だっけなぁ』みたいな表情だったんです。だからごあいさつに行った時には、自分から名乗りました」(喜多)とエピソードトークを披露。

最後に、サイン入りポスターを懸けたじゃんけん大会なども行われ、ファンにとって最高の時間となった。