「牙狼〈GARO〉」シリーズの涼邑零が9年越しの主役に!

2014/02/28 00:18 配信

映画

完成披露試写会舞台あいさつの出席者。(左から)銀牙騎士ゼロ、雨宮慶太総監督、金田龍監督、藤田玲、梨里杏、武子直輝、セイン・カミュ

「絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-」の完成披露試写会舞台あいさつが行われ、キャストの藤田玲、梨里杏、武子直輝、セイン・カミュ、そして雨宮慶太総監督、金田龍監督が登壇。キャストは劇中衣装で登場し、ファンを沸かせた。

本作は「牙狼〈GARO〉」シリーズで人気を博した、謎の魔戒騎士・涼邑零の壮絶な闘いを描く。原作・総監督は特撮界のトップクリエーター・雨宮慶太。'05年から続く「牙狼〈GARO〉」シリーズを手掛け、今回は物語と世界観の構築、新キャラクターのデザインも手掛けている。また、シリーズ構成・脚本には「進撃の巨人」「侍戦隊シンケンジャー」などに携わった小林靖子、監督には海外から定評のある独創的な世界観を描く金田龍を迎え、豪華特撮アクション作品に仕上がっている。

今回、主役・涼邑零を演じた藤田は、「もうこの役(零)を9年間やっている。夏になると、このコートを着て熱い中アクションをやっている感じ。でも、このコートを着ると気分がシャキッとする。(冴島)鋼牙が居ない時の零が、どのように“ホラー”と闘っているのかを見てほしい」と見どころを語った。

対してヒロイン・ユナを演じた梨里杏は、「気持ちを大切に演じた。ユナはすごく孤独で、向き合えば向き合うほどつらかったけど、ユナを通してたくさんのことが学べたし、ユナとして生きられたことを誇りに思う」と笑顔で作品を振り返った。

また、金田監督は「9年間『牙狼〈GARO〉』を支えてくれたファンの力によってできた作品。僕ら現場のスタッフも『牙狼〈GARO〉』『絶狼〈ZERO〉』を愛するチームで作った。今回は(『牙狼〈GARO〉』の)スピンオフではなく、藤田が主演の新しい作品。より、ファンの皆さんの期待に寄り添うような作品に仕上げたつもりです」とコメント。

本作のもうひとつの楽しみは、「牙狼〈GARO〉」で冴島鋼牙を演じた小西大樹と藤田玲のスペシャル対談。藤田いわく、「小西に根掘り葉掘り聞かれた。9年間一緒にやって来た仲なので、結構ツッコんだ質問もあった。これは(TVでは)放送できないかもってことも、映画館だから流れます(苦笑)」とファンを期待させる意味深発言も飛び出した。