4月からのTBS系日曜劇場で唐沢寿明主演「ルーズヴェルト・ゲーム」がスタートすることが分かった。「半沢直樹」などで知られる直木賞作家・池井戸潤氏の「ルーズヴェルト・ゲーム」が原作。倒産寸前に追い込まれた中堅精密機器メーカーを舞台に、“奇跡の逆転劇”を見せようと奮闘する男たちの姿を描く。
唐沢が演じる主人公・細川充は、創業者から経営手腕を買われ、異例の大抜てきで青島制作所社長に就任したやり手のビジネスマン。そんな細川に対して社内での風当たりは相当なもの。さらに、金融危機に端を発した不況により会社の業績が低迷していく。それに共鳴するかのように会社が所有する名門社会人野球部も成績不振で、細川は一度は廃部を決断するのだが…。細川は経営者として最大の窮地をどう乗り越えていくのか!? 仕事や野球に人生を懸けた男たちの熱い戦いが始まる!
共演は、細川の秘書・仲本有紗役に檀れい。ほか、総務部兼野球部長・三上文夫役に石丸幹二、専務・笹井小太郎役に江口洋介、創業者・青島毅役に山崎努が脇を固める。また、青島製作所のライバル会社の社長・坂東昌彦役として落語家・立川談春が連ドラ初出演する。唐沢を中心とした豪華な顔ぶれが、新たな日曜劇場の歴史を盛り上げる。
本作のスタートに関して、唐沢、檀、江口、池井戸氏は以下のコメントを寄せている。
唐沢「池井戸さんの原作を読ませていただきましたが、とにかく面白いの一言に尽きます。今回の作品は、原作とは異なる部分もあり、見ごたえのある作品になりそうです。原作と同様に魅力あり“細川充”を演じることができれば、と思っています。(共演者の皆さんは)何度かお会いしたことのある方もいますが、共演させていただくのは初めての方が多いので、撮影に入るのをとても楽しみにしています。特に、今回初共演の山崎努さんとは、役柄的に密接にかかわっているので、撮影をご一緒させていただく中で、たくさんのことを学ばせていただければと思っています」
檀「池井戸潤さん原作の作品に携われること、そして初の『日曜劇場』に出演できるということで、とても光栄ですし、今から撮影をとても楽しみにしています。男性出演者が多い中、秘書・仲元有紗として、良い形で花を添えられればと思っています。共演させていただくのは初めての方ばかりなのですが、皆さんとのキャッチボールを通して、たくさんの事を学びたいと思っています。放送を待ち遠しく感じてくださるような作品を、皆さんと作っていきたいと思っています」
江口「社会人野球チームの存続をかけて戦う企業の中で、経営不振の内情が分かる故、攻めに転じることが出来ないジレンマや、次期社長の座を奪われた嫉妬など、笹井専務の複雑な葛藤を演じてみたいと思っています」
池井戸氏「見る人に夢と希望を与えてくれる素晴らしいエンターテインメント作品になることでしょう。グラウンドで、そして会社で展開される白熱の人間ドラマを一視聴者として楽しみにしています」
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