9人組ガールズロックユニット・PASSPO☆が3月1日に東京・SHIBUYA-AXで昼夜2公演のライブを開催。夜の部ではこの日初披露となった3月26日(水)発売のニューシングル「Perfect Sky」のカップリング曲「FAKE」を含む25曲を、生バンドをバックに熱唱した。
SHIBUYAーAXは、'11年7月にぱすぽ☆(当時)が初めて大きな会場でワンマンライブを行った場所。女性グループ史上初のメジャーデビュー曲オリコンウィークリーシングルチャート初登場1位を記録した「少女飛行」を引っ提げてのライブで会場を満員にし、ライブを成功させたことで自信をつけた場所でもある。以降も何度もライブを行い、昨年末には'13年を締めくくるライブも行った。このようにメンバーにとって思い出深い会場だが、ことしの5月31日(土)に営業を終了するため、PASSPO☆にとって同所でライブをするのはこれが最後となった。
そんな場所でのライブの夜の部は「MASK」からスタート。4曲目には扇子を使った2曲「夏空HANABI」と「Shang Shang シャンデリア」をコラボさせた「夏空HANABI~Shang Shang シャンデリア~夏空HANABI」の「夏空HANABI」を披露。9曲目の「Wish On A Star」の前奏では、メンバーがせりふのない意味深なドラマを演じ、曲を盛り上げる。
10曲目に新曲「Perfect Sky」のカップリング曲「FAKE」を初披露。この曲はメンバーの槙田紗子が玉井杏奈の助けを借りつつ振り付けを考案したそうで、槙田は「好きになってはいけない人を好きになるというドロドロした歌詞で、(それに合わせて)メンバー一人一人に役柄をつけたのですが、少しだけネタばらししちゃうと、とにかく森(詩織)くんがチャライです! 男役です!!」とポイントを明かした。
14曲目の藤本有紀美、安斉奈緒美、森詩織、岩村捺未が法被を着てパフォーマンスするユニット曲「気分はサイコー!サイコー!サイコー!」では、バンドメンバーにも法被を着せて演奏させようとするものの、ギタリストの一人がそれを拒否し、怒った森がダンボールのギターを折ったり、バラが好きだというそのギタリストに造花のバラが着いた法被を着させるといった寸劇も披露した。そして、21曲目の「Dear My Friends」で本編が終了。
Tシャツに着替えて登場したアンコールではまず、よりロックテイストにアレンジした「サクラ色(BAND.ver.)」を歌い、ラストの25曲目(アンコール4曲目)に「くちゃLOVE」を熱唱。最後はメンバーが手をつなぎ、ファンも隣の人と手をつなぎ、会場全体であいさつをしてライブは幕を閉じた。
またこの日、メンバーがバンドに挑戦する新曲「Perfect Sky」のファンへの初披露が3月24日(月)に東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で行われること、4月19日(土)に大阪でライブを行うこと、既に発表されている5月3日(土・祝)の東京・渋谷公会堂でのライブを皮切りにツアーを行うことが新たに発表された。
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