「R-1ぐらんぷり2014」直前インタビューPART12【じゅんいちダビッドソン】

2014/03/03 05:15 配信

バラエティー

「自分のペースを守って、しっかりと優勝を狙いたい」と語るじゅんいちダビッドソン

一人芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2014」の決勝が、3月4日(火)夜7時からフジ系で放送される。放送直前に、12人の決勝進出者にそれぞれ直撃。第12回目のインタビューは、芸暦17年目のじゅんいちダビッドソン。「R-1ぐらんぷり2014」の決勝会見で、サッカー日本代表のエース・本田圭佑(ACミラン)の物まねで会場の笑いを誘ったじゅんいちダビッドソンの決勝戦への意気込みを聞いた。

――初の決勝進出が決まった瞬間の気持ちを教えてください

決勝進出が決まった時は、テンションが上がって「やったー!」って言うた後、ホッとした気持ちになりました。昨年は2回戦で落ちて、すごく悔しい思いをしたんです。もし、ことしの準決勝で落ちていたら、もっと(悔しい思いを)するだろうなと思っていました。

――仲間からの反応はいかがですか?

仲間からはわりと(自分のネタについて)評判が良くて、それがプレッシャーになっていたところはあったんですけど、ことしの1月くらいにバイきんぐの小峠(英二)から「お前、決勝戦にいくんだろ! 俺がスーツ用のベルト買ってやるからゲン担ぎにしてくれ!」って言われて、お祭りの露天で買った500円のベルトを渡されたんです(笑)。でも、そんな気持ちがうれしくて、裏切らないように頑張りました。(親交の深い)スギちゃんや同じ事務所の後輩・U字工事が売れていく中で、先輩たちと毎月3本の新ネタをやるライブを1年間掛けてやってきました。そのライブが今の自分に成長させてくれたんだと思いますね。決勝戦では、自分のペースでいつも通りやれるようにしたいです。

――Cブロックを勝ち上がるための秘策は?

自分のペースを守っていつも通りやれればと思います。変に気負わずにやれれば!

――大阪で一緒に頑張ってきたスギちゃんと同じ決勝戦に進むことについては?

スギちゃんとは、東京に出てきたタイミングが一緒なんです。僕が芸歴3カ月だった時に、スギちゃんが「俺も(芸歴が)一緒だ!」って言ってきて、それから友達関係が続いていたんです。でも7、8年経ってから(実は)先輩って知りました。だまされました(笑)。なので、先輩ではありますが、今でもフランクな感じですね(笑)。一緒にやってきた仲間との決勝戦は感慨深いですね。

――17年目という長い芸歴の中で心が折れたりしたことはありますか?

コンビでやっていたころは、全然テレビとも縁がなくて。その時は「もう(芸人を辞めても)いいかな…」って思っていたんです。でも、一人になってから新しい自分の芸風が見つかって、辞めようって思うことは減りましたね。自分は漫才など、向いていないことに頑張っていたのかな。一人で自由でやれる方が向いているのかなって思いますね。

――決勝戦への意気込みをお願いします。

いつも優勝する想像だけはしていたんですが、毎回1、2回戦で負け続けていました。今回はチャンスをもらえたので、(決勝戦で)しっかりネタを2本見せて、夢をかなえたいと思います!