“月9”主演に尾野真千子！“どん底”から這い上がる女性に!!

フジテレビ系4月期の月曜9時枠ドラマに、尾野真千子主演「極悪がんぼ」が決定した。尾野は“月9”初主演となる。

原作は「カバチタレ！」の田島隆と東風孝広のコンビによる、累計168万部を売り上げたコミック「極悪がんぼ」(講談社「イブニング」所載)。原作では主人公は男性だが、今回のドラマでは、原作の世界観を残しながら架空の町・金暮市を舞台に、尾野演じる女性・神崎薫に設定を変える。

主人公の薫は、一筋縄ではいかない他人のもめごとや争いごとなど、最悪なトラブルに対処していく役どころ。幼い頃、お好み焼き店を営む母親が不渡りを出したことで一気に貧乏になる。中学卒業後は職場を転々とし、節約に節約を重ね、やっと貯金も100万円貯まった直後、人助けの気持ちから同僚に100万円を貸したことが発端で多額の借金を背負わされ、再び人生のどん底に落ちてしまう。そんな時、薫は“小清水経営コンサルタント”のメンバーと知り合い、“裏社会”へと足を踏み入れることになる。

裏切りやだまし合いなど、“ずる賢い”人々の中で懸命にもがき、持ち前の負けん気根性でどん底から這い上がる役は、今までの尾野のイメージとは180度違う新境地の役どころになる。

尾野は、「お話をいただいたとき『本当に私でいいの？』と思いましたが、プロデューサーから『原作の男性主人公を女性に変えたこの難しい役は、尾野真千子さんにしかできません』という最高の口説き文句をいただき、私らしく精いっぱいやろうと思いました。神崎薫の負けず嫌いなところや人を信じやすいところは、私自身と似ている部分が多いので、タイトルのように作品の中で“やんちゃ(＝がんぼ)”を演じてみたいです。今までと違う“尾野真千子”をお見せできるよう、また皆さんが一緒に楽しんでいただける作品になるよう頑張ります」とコメント。

共演には、椎名桔平、三浦翔平、仲里依紗、武内力、板尾創路、宇梶剛士、小林薫、三浦友和という迫力ある俳優陣が決まっている。

義理と人情と愛が交錯しながら、コミカルな笑いと涙と人情も詰まった“裏社会”エンターテインメントドラマ。フジテレビの“月9”のイメージの“キラキラ”ではなく、“ギラギラ”した作品で、“月9”に新しい風を吹き込む作品となるはず。4月のオンエアでチェックしよう。