スタイル抜群のモデル軍団と横並び!?枡田絵理奈が「泣きそう」

女性たちが人間関係を円滑にするために使う魔法の言葉“ガールズジョーク”をテーマに、会話の中でザワつく(困った)状況から切り抜ける方法を紹介していく人気バラエティー「内村とザワつく夜」(毎週火曜　夜9:00-9:54　TBS系)。3月11日(火)の放送では、「女の裏側」をテーマに本当にあったエピソードを交えながらモデル業界の裏側に迫る。

今回、同番組のアシスタント・枡田絵理奈アナウンサーにインタビュー。収録の感想や自身のザワついたエピソードについて聞いた。

――今回の収録の感想を教えてください。

モデルのみなさんがここまで集まると圧巻だなと思いました。バラエティー番組にモデルの方が何人も出演されることはあまりないので、なかなか聞けない話もたくさん聞けました。ただ、みなさんすごくスタイルが良かったので、(収録中にモデルの方と横並びになった時は)罰ゲームみたいな気分になりました。やっぱり一緒に立つのは…本当にもう泣きそうでしたね(笑)。仕事自体は、私が内村(光良)さんの大ファンということもあって、最初の頃はすごく緊張していたんですけど、最近は周りの人たちとも仲良くなれて、安心感も生まれてきました。でも、いまだに内村さんに「枡田くん」って言われると、ドキッとしてます(笑)。

――アシスタントとして気を付けていることはありますか。

VTRを見ていると共感したり怒ったり、本当に助けてほしいという気分になるので、この番組に関してだけは、アシスタントという立場よりイチ女性という立場で感情を表に出すよう、ブレーキをかけないようにしています。他の番組ではもっと冷静に進行するようにしているんですけど、この番組だけは楽しむことを優先しています。

――自然体で取り組まれているんですね。

そうですね。やっぱり内ザワ（内村とザワつく夜）のメンバーがすごく仲が良いのでみなさんとご飯を食べに行くこともあるし、プライベートでもダレノガレ(明美)ちゃんとは会ったりしています。すごくチームワークがあって、しかも私を仲間として受け入れてくださっているので、温かい気持ちになるんです。でも、その分、すごい爆弾を落としてきたり、いじられることもあるんですけど…（笑）。

――進行をしながらもツッコミに対応するのは大変なのでは？

そうですね。困る質問をされることが多いので・・・。

――突然の振りは「チューボーですよ！」で鍛えられたのでは？

それが、また違った角度というか、芸人の方やダレノガレちゃんや犬山(紙子)さんまで、普通はテレビだからこれ以上はやらないとか聞かないようなブレーキを踏む場所で、あえてアクセルを踏んでくるんです。でも、そこがこの番組の面白さだとは思っています。

――今回はモデルが多く出演される回でしたが、枡田さん自身のファッションへのこだわりを教えてください。

服ではなくて、今身に着けているこのネックレスがすごく気に入っているんです。まるで真珠が溶けちゃったみたいになっていて。パールですごくしっかりしているように見えて、実はちょっとふざけているところが私らしいなって(笑)。しかもこれ、私の私物なんですよ。

――再現VTRで印象深かったものを教えてください。

この番組には、ツカ子(塚地武雅)やトモ子(陣内智則)というエースがいるんですけど、意外と私が一番好きだったのは鈴木拓(ドランクドラゴン)さんのガールズジョークなんです。その話は、彼がサプライズで買っておいたプレゼントを、渡す前とはいえ彼女がそのブランドをおばさんくさいって口にしてしまって、「こんなブランド今誰が買うんだろうね」ってバカにしてしまうんです。それで、彼が渡しづらくなってしまってけんかになってしまう回があったんです。どちらも悪気はないけど、そうやってザワついてしまうことって実際私のプライベートでも経験があったので。だから、「これが似合う女になるね」っていう拓さんのガールズジョークを聞いた時に本当に素晴らしいなって、なるほどこういうことを言える女性になりたいなって感動しました。いつも下品なことばかり言っている拓さんからは想像もできないようなすごく温かいものを感じて、そのギャップに驚いています。

――再現VTRに今後実演で登場することはありますか。

今のところはないんですけど、本当に演技が下手なのでもし出演したら事故が起きそうですね(笑)。スタッフさんがたまに私にもアンケートを取ってくれて、「最近ザワついたことはありますか」っていう質問をよくされます。最近レギュラーメンバーの皆さんの本人出演での再現が行われているので、私も、もしかしたら(笑)。

――枡田さんの中で最近ザワついた体験は何かありますか。

ちょうど周りの友達が結婚したり子供ができたりして、みんなとご飯を食べに行くと私だけ子供がいなかったり独身だったりするんです。それで、みんなが子育ての話とかでだんだん盛り上がっていった時に、誰かがハッと気が付いて、「絵理奈もいたね、ごめんね」とか言われるとちょっとザワザワしますね。でも逆に「きょうは子供たちの話をしたいから絵理奈に悪いし、呼ぶのやめよう」ってされるのも寂しいので、今そういう(ザワつく)境目なのかなって思っています。それから、本当に周りが出産ラッシュで誰が妊娠しているのか分からなくなってきて、久しぶりに会った人が少し太っていると「何カ月だっけ？」とか聞いてしまうんです。でも、ただ太っていただけだとわかると、すごくザワついてしまいますね(笑)。私自身は、あまり女性のドロドロした世界についての経験がないので、モデルの世界の意地悪な話とかを聞いたりすると女の人って怖いなって思うんですけど、でもおかげで今の私は恵まれた環境にいるんだなって気付かされています。

――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。

「えっ、こんなことが世の中に起こっているんだ」っていう驚きと勉強にもなる要素がたくさんある上に、最後にはすごく気持ち良くスカッとできる番組です。スタジオトークも内村さんが(ゲストを)バサバサ切っていく姿は、他の番組では見られないところなので、そういうところも見ていただければなと思います。