「私、隠れ美声なんです!」篠原ともえが海外ドラマのアフレコに初挑戦!

2014/03/19 16:20 配信

芸能一般

ハリウッドデビューを果たした篠原ともえ

幅広いジャンルでマルチな才能を見せる篠原ともえが、アメリカの人気TVドラマシリーズ「クローザー」のスピンオフドラマ「MAJOR CRIMES~重大犯罪課〈ファーストシーズン〉」で海外ドラマのアフレコに初挑戦する。

同作は、司法取引によって事件を効率的に解決していくロス市警重大犯罪課の活躍を描くクライムサスペンス。篠原が演じるのは、第8話に登場する目の前で母親を殺害されたリディアという19歳の少女。怒りと悲しみに震えながら、捜査に協力するリディアを熱演した篠原に、本作の見どころや収録の感想を聞いた。

―――初めての海外ドラマのアフレコはいかがでしたか?

役者さんのちょっとした表情に合わせて吐息を入れたり、動きに合わせて繊細に声のボリュームを変えたりする声優の仕事は、本当に職人技だと思いました。収録の時は、すでに他の声優さんの声が入っていたので、他の役者さんの声も参考にしましたね。

―――リディアを演じる上で、何か工夫されたことはありますか?

最初に高めの声と低めの声を監督に提案しました。自分でリディアの声を決めつけるのではなく、現場のスタッフの方と相談しながらキャラクターの声を作っていきました。心掛けたのは、心に深い痛みと葛藤を抱えるリディアの気持ちを視聴者に届けるために、篠原の“大人の声”で表現するようにしました。

―――篠原さんの“大人の声”とは?

自分の美声をフル活用しながら、いろっぽい声を出したつもりです(笑)。シノラー時代からボイストレーニングもしていて、隠れ美声なんですよ! ナレーションの仕事をしていた経験も活用できたと思います。低めの柔らかい女性の声を意識したので、聞いた人は「えっ!? 篠原じゃないよ!」って思われちゃうかもしれないです(笑)。

―――自分のアフレコに点数を付けるなら何点ですか?

無限大満点です! また新たな才能が開花しちゃいましたね~(笑)。

―――ご自身が演じたリディア以外で、気になるキャラクターを教えてください。

アジア系キャラクターのタオ(マイク・タオ)さん! 「最後は正義が勝つんだ!」という真っすぐな彼が好きでしたね。とても親近感がありますよね。

―――今作のアフレコには、どのような気持ちで参加されましたか?

このような「大人の物語」のお仕事を頂いたということは、元気さだけじゃなく、いつもとは違った篠原の一面をお見せできたかなと思います。声だけで全てを表現する声優さんのお仕事は、しっかりと技術を磨かないと成立しない仕事だと思うので、後悔が残らないように何度もお稽古をしましたね。自分の声次第でこの作品の世界観を左右してしまうという責任感も感じながら、参加させていただきました。

―――今後、挑戦してみたいアフレコの仕事はありますか?

子供の声からお婆ちゃんの声まで、一人の女性の一生を、声色を変えて演じてみたいですね!

―――本作の感想を教えてください。

ハリウッド作品だけあって、いい意味で自分の推理を裏切ってくれるんです! でも、最後は納得できるラストが用意されているところがさすがだなと思いますね。それに、ただ“めでたし、めでたし”で終わるのではなく、ラストに誰の心にも印象に残るシーンがあって、物語の構築の仕方が素晴らしいですよね! (第8話の)最後のシーンは、泣きそうになっちゃうほど感情移入してしまいました。

―――もし、ハリウッドから出演オファーが来たら、どうしましょう!?

まず、レッドカーペットにどんな服を着てこうかデザイン画を描きますね(笑)。ハリウッド用のドレスを作りたいです! ジャンジャンとオファーお待ちしております(笑)。

―――実現したら、共演してみたい映画スターや監督はいらっしゃいますか?

以前、ジョージ・ルーカスさんにインタビューをさせていただいた時に、「監督の映画作品に出たいっ!」ってお伝えしたんです。それからお返事は頂いていませんが…(笑)。私は星も好きなので、宇宙の映画を製作する際には、奇抜なドレス姿の宇宙人役とかイイですね! また、ジョージ・ルーカスさんにお手紙書こうかしら☆

―――“シノラー”ブームについて、現在はどのように捉えていらっしゃいますか?

自分の中では、継続して“シノラー”を進化させている気持ちなんです。なので、篠原ともえの新しいチャンネルを自分自身でもっと増やしていきたいと思っています。これからは、“大人なシノラー”もたくさんの方に愛していただけるように、まだまだ自分を磨きたいですね。

―――最後にファンに向けてメッセージをお願いします!

この作品がよりステキなものになるように無限大の力をささげました。何度見ても、心が揺さぶられるような作品です。篠原の美声とともに、作品を楽しんでいただければと思います!