3月21日(金・祝)公開の映画「神様のカルテ2」の舞台あいさつイベントが、3月18日に東京・TOHOシネマズ日本橋で開催された。
同イベントは、3月20日(木)にオープンする東京・コレド室町2内にある同シネマのこけら落としを兼ねたもので、同作に出演する櫻井翔と宮崎あおいが和装で登場し、座席のプレート入れを行った。
同作は、'11年に公開された「神様のカルテ」の続編で、櫻井扮(ふん)する医師・栗原一止、一止の旧友の医師・辰也(藤原竜也)、一止の恩師・貫田(柄本明)の3組の夫婦の姿を通し、「友情とは?」「愛情とは?」「仕事とは?」「家族とは?」「人間らしく生きるとは?」というテーマを描いた感動のヒューマンドラマ。
舞台あいさつでは、お互いの和装について「劇中に榛名(宮崎)が千代(市毛良枝)に着付けをしてもらうシーンがあるのですが、そのシーンを初めて見た時に『こんな素敵なシーンがあるんだ』と思って、お気に入りのシーンの一つだったんです。なので、(宮崎の着物姿を)生で見られてうれしいです」(櫻井)、「きょう(現場に)入って来た瞬間に『よくお似合いで』と言いました(笑)」(宮崎)とそれぞれ印象を明かした。
また、櫻井が「前作の門出のシーンが桜だったので、桜を見ると『神様のカルテ』を思い出しますね。この作品のすごく距離の近い花だと思っています」と桜にまつわるエピソードを話すと、宮崎が「以前、小さい枝垂れ桜を育てていたことがあって、買った年だけお花見ができたんですが、その後元気がなくなってしまって、いまお花屋さんに入院中です」と告白。来場したファンたちが驚く中、櫻井も「桜を育てている人と初めて会いました!」と仰天する一幕も。
そんな中、「子供ができたらしてみたいことは?」という質問に、「子供と一緒にスキーを楽しみたい」(櫻井)、「髪の毛を切ってあげたい。前髪をぱっつんにしたい。多分、その時の私も前髪がぱっつんですね(笑)」(宮崎)と告白し、会場を沸かせた。
その後、プレミアシートの座席プレート入れを行い劇場を完成させた2人は、「特別な感じがします。(劇場への)思い入れが強くなりました」(櫻井)、「いままでもないですし、これからもないんじゃないのかなと思うくらい貴重な経験をさせていただきました」(宮崎)と感動しきり。
最後に、櫻井は「前作からの続編ということで、とても思い入れの強い作品かつ役柄ですので、まもなく皆さんにご覧いただけることをうれしく思っております。見るタイミングや一緒に見る人によってなど、その時の状況によって感じ方が変わってくる作品だと思いますので、人生の折々でご覧いただけたらと思います」とアピールした。
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