テレビ東京系6局ネットで4月2日(水)からスタートするアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」で楽曲を提供するT.M.Revolution 西川貴教が、都内スタジオで報道陣のインタビューに答えた。
同作は、日本製作によるマーベル初の男児向け新作アニメーションシリーズ。アベンジャーズと5人の少年たちが力を合わせ、地球征服を企むロキに戦いを挑む姿を描く。アイアンマンやキャプテン・アメリカなど多くのヒーローが登場する。T.M.Revolutionの楽曲は、オープニングテーマに「突キ破レル-Time to SMASH!」、エンディングテーマに「Thread of fate」が採用されている。
西川は今回、楽曲を提供するに当たり「マーベルが生み出した世界的に認知度の高いキャラクターを日本製作でアニメーションにするという試みにおいて、その主題歌を担当させていただけて光栄です」と心境を明かした。また、「何千といるマーベルのキャラクターたちや子供たちが、どんなストーリーを展開していくのか期待感を込めて、いろんなシーンをイメージしました。1年間を通してという作品でもあるので、単にバトルだけじゃなくて、子供たちとキャラクターとの関わりとかつながりを、楽曲やリリックの中で表現できたらなと思います」と意気込みをみせた。
さらに、作品について「昨今、日本のアニメーションやゲームみたいなポップカルチャーを世界に広めるという試みが始まっている中で、アメリカで育ったキャラクターを日本に持ってきて、日本で作った作品を今度は世界へ向けて(発信する)というこのやりとりが、今後の新しい可能性を表していると思います。アニメーションが持つ次の可能性を作っていけるような創造性の高いクリエイティブな作品としてとらえています」と絶賛した。
一方、アニメ好きで知られる西川だが、「(自分の)身近なピンチのときにアベンジャーズが助けにきたら、余計なことまで起きそうな気がするので、できればあまり関わりたくないかな(笑)。現実的に考えると、アイアンマンとかは移動の時間を短縮してくれたり、別のことをしながら一緒に財務処理なんかもできそうな気がする。オンラインで税理士さんとの打ち合わせとかもできそうですし、自分がなれたら便利かな(笑)。これからの確定申告の項目を分けたり。領収書を見ただけで、全部(頭に)情報入れて…そんなことに使っちゃいけないかな(笑)」と現実的な感想を持つ一面も。
最後に、「マーベルって長くアメリカで愛されてきた作品ではあるんですけど、それを日本のオリジナルで世界にアピールできるというメッセージとして、(曲の)タイトルにあえて漢字やカタカナを使わせてもらいました。これも一つのコラボレーションだと思うんですよね。これを見てくれる子供たちだけじゃなくて、日本の皆さんもアニメーションやいろんなことの可能性を楽しみにしてくれる作品になったらいいなと思います」とアピールした。
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