“ガールズロックユニット”の真骨頂! バンドVer.のPASSPO☆が初お披露目!!

2014/03/25 07:00 配信

芸能一般

「Perfect Sky」をバンドVer.で初披露したPASSPO☆の(前列左から)槙田紗子、奥仲麻琴、根岸愛、増井みお、玉井杏奈、(後列左から)安斉奈緒美、森詩織、岩村捺未、藤本有紀美

“空”と“旅”をテーマにした9人組ガールズロックユニット・PASSPO☆が、3月26日(水)発売のニューシングル「Perfect Sky」のリリースイベントを3月24日に東京・池袋サンシャインシティ 噴水広場で開催。2000人の前で同曲を初披露すると共に、結成当初からの夢だった、自らバンド演奏をしての初パフォーマンスを行った。

会場は、現在もアーティスト系アイドルの聖地と言われる“噴水広場”。PASSPO☆はかつて、姉妹ユニットのPaletのイベントのゲストとして同所で歌唱したことはあったが単独ではこれが初めてで、メンバーはこの場所で歌うことができることにまず感激していた。

イベントは、女性グループ初のメジャーデビュー曲オリコンウィークリーシングルチャート初登場1位を記録した「少女飛行」からスタート。続いてこの時期にピッタリな「さくら小町」を歌い、3曲目にサビの部分で聴衆も一緒に振り付けを楽しめる「マテリアルGirl」を披露した。

そして、いよいよバンドVer.PASSPO☆の登場。円陣を組んで「PASSPO☆ TAKE OFF! GO!!」の掛け声で気合をいれたメンバーたち。根岸(Key)、奥仲麻琴(Key)、増井みお(Ba)、槙田紗子(Gt)、森詩織(Vo)、玉井杏奈(Dr)、安斉奈緒美(Gt)、岩村捺未(Perc)、藤本有紀美(DJ)がそれぞれの位置に着き、演奏はスタート。緊張の中での初めてのバンド披露となったが、大きなミスもなく演奏は終了。名実共にPASSPO☆が“ガールロックユニット”になった瞬間だった。

槙田は「本当に緊張したんですけど、皆さんが親が(子供を)見守るようよな目で私たちを見てくれていたので、安心して楽しく弾くことができました」、奥仲は「小さいころから来ていた池袋サンシャインシティで夢だったバンドのお披露目ができてうれしかったです」と感想を語った。また、“空”と“旅”がテーマのPASSPO☆は自分たちメンバーを“クルー”、ライブを“フライト”、ファンを“パッセンジャー”などと呼んでいるが、あまりの緊張感から解放されてほっとしたのか、根岸が「お客さんに見られてっていうのが…あっ、パッセンジャーさんに…」と言い直す一幕もあったが、「ロックフェスにも出てみたい」といった発言も出るなど、この日のパフォーマンスに手応えを感じていたようだった。

終演後、報道陣の囲み取材に応じたメンバーたち。「カラオケでよくたたいています」というタンバリン担当の岩村だけが経験者(!?)という中で始まった今回のバンド化。根岸、奥仲らピアノ経験者もいたが、そんな二人も「全く勝手が違う」という中でスタートし、昨年、玉井がドラム、槙田がギターを披露する場面もあったが、約1年を掛けてようやく全員での披露にこぎつけた。

それでも、増井は「それなりに聞こえるぐらいにはなってきたかなと思って、きょうは無事に終わったんですけど…」、根岸は「課題も見つかったので、練習がもっと必要だと思いました」と反省も口にするなど、メンバーたちはまだまだこの日の出来に満足していない様子。そして、藤本が「私が早く上達して、スタッフさんがいなくて9人だけでも練習できる環境を整えたい」、奥仲が「バイオリンもやってみたい」と、さらなる飛躍へ目を向けていた。

最後に根岸が「もっとたくさんの曲、既存の曲とかも(バンドの)練習中なので、それは5月3日(土・祝)の東京・渋谷公会堂でのワンマンフライトで披露すると思うので、ぜひぜひ見にきていただきたいと思います」と締めくくった。

なお、この模様は「ニコニコ生放送」で生中継された。また「Perfect Sky」に限り、観客による携帯電話とスマートフォンでの静止画撮影が可能であった。