「続・最後から二番目の恋」の小泉今日子&中井貴一がフランスでクランクイン!

2014/03/26 08:00 配信

ドラマ

「続・最後から二番目の恋」がフランスのニースとパリでクランクインし、パリ・ノートルダム寺院を背景に腕を組むダブル主演の小泉今日子(右)と中井貴一(左)

4月17日(木)からスタートするドラマ「続・最後から二番目の恋」(フジ系)が、フランスのニースとパリでクランクインした。

同作は'12年1月期に連続ドラマ、'12年11月にはスペシャルドラマとして放送された「最後から二番目の恋」の続編で、これまで古都・鎌倉で暮らすドラマプロデューサーの千明(小泉今日子)と鎌倉市役所勤務の和平(中井貴一)ら長倉家の日常をコミカルに描き、好評を博してきた。

ニースとパリでの撮影には、ダブル主演を務める小泉と中井が参加。3月8日の深夜便でフランスに向け出発し、3月10日~11日までニースで撮影、3月12日にニースからパリに移動したのち、3月13日~14日にパリで撮影、3月16日に日本に帰国というスケジュールでロケが行なわれたという。このフランスでの映像は、第1話の本編と、全話を通して放送されるタイトルバックの部分で使用される。

第1話では、ドラマ化したい作品の原作権を得るため、千明が作者の住むパリへ向かう。一方、秘書課長が病休のため同職を兼務することになった和平は、鎌倉の姉妹都市・ニースで行なわれる会合に参加する鎌倉市長に同行する。

ニースでは、とある理由から作者に会う必要がなくなってしまった千明が和平の元を訪れる。そして、ニースという場所にもかかわらず、二人が相変わらずの口げんかをしてしまうシーンなどが、ホテル屋上や路地、海岸などで撮影された。また、パリでは、千明が買い物をするシーンやタイトルバックなどが、モンテーニュ通り、ノートルダム寺院前、エッフェル塔前広場、凱旋門を望むシャンゼリゼ通りなどで撮影された。

スペシャルドラマ「恋を何年休んでますか スペシャル」('02年、TBS系)でのボストンロケ以来、およそ12年ぶりの海外ロケを終えた小泉は、「お天気にも恵まれて、ニースもパリも、たくさんステキな映像を残せたと思います。現地のエキストラの方々と一緒にお芝居をするシーンもあったのですが、皆さんすごく協力的で、どこにいても変わらず何でもできるのかも、と感じました。このドラマはパリで撮影していても、いつもと変わらずなんですが(笑)、その変わらないことに、現地の方々が巻き込まれている状況がおかしかったです」と振り返った。また、フランスでの一番の思い出を「とにかく、ニースの玉砂利の海岸での撮影ですね。どう歩いても、ツボにハマって、足が痛くて、痛くて(笑)」と明かした。

また、ドラマ「20年後の君へ」('12年、TBS系)でのバングラデシュロケ以来2年ぶりの海外ロケとなった中井は、ニースの印象を「おしゃれな路地や小道が、長倉家あたりの路地の感じに似ていました。こじんまりしていて、歩いて街が楽しめる。旅として、もう少し長く滞在したかったですね」と話し、小泉との撮影については「初めて共演させていただいたドラマ『まだ恋は始まらない』('95年、フジ系)のころには、“あと何年後かに、一緒に仕事ができるなんて分からない”と思っていました。だからこそ、前回の『最後から二番目の恋』で再び共演できたことがすごくうれしかったんです。そういう経緯もあり、パリで移動する車の中でチカチカと輝くエッフェル塔が見えた時に、その横には小泉くんがいて、『小泉くん、見ろ、エッフェル塔だよ(笑)』と。これまで小泉くんと共に芸能界で戦ってきて、二人で一緒に1時間に1回、数分間しかないチカチカ輝くエッフェル塔を見られるなんて…、本当に幸せでした」と感無量の様子で語った。