テレビ朝日系で3月31日(月)からスタートする「言いにくいことをハッキリ言うTV」(毎週月曜夜0:15-0:45ほか)の収録が先ごろ都内で行われ、出演する爆笑問題が囲み取材に応じた。
「言いにくいことをハッキリ言うTV」では、毎回ゲストが“普段思っているが、なかなか言いにくいこと”を発表し、それをテーマに出演者たちが討論する。日本映画やJ-POP、女性誌など身近なテーマを取り上げ、その文化をよく知るゲストならではの過激な議論が飛び交う。太田光はパネリストとして討論に参加し、田中裕二はコンプライアンス担当として過激すぎる意見に歯止めをかける。
この日の収録を終え、ここまでの手応えを聞かれた田中は、「最初は探り探り進めていくんだろうなと思っていましたけど、実際に始まると出演者からどんどん意見が出てくるので、その必要はなかったです」と語った。また、「ゲストは文化人の方も多いのですが、タレントではない彼らが普段から“言いにくいけど言いたい”と思っている意見はリアリティーがありますね」と田中が番組をアピールするのを受け、太田は単独でMCを務めた「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」('13年10月~'14年3月、テレビ朝日)に触れ「俺は一人でもやれていたのに、こいつが勝手に入ってきて、こうやって偉そうに語るんですよ」とぼやき、笑いを誘った。
さらに太田は、「侃侃諤諤」で出演者の意見によって考えが変わったことがあるのかと聞かれ、「今まで出演している人は、自分が愛するものについて、愛しているからこその批判をしているんです。その分、意見は納得できるものが多かった」と振り返り、「今度は、まったくお互いに相容れないような意見のぶつかり合いがあってもいい」と番組の今後にも言及した。
最後に、番組タイトルにちなんで“視聴者にハッキリ言っておきたいこと”を聞かれた田中は、「(すぐに集中攻撃を受ける)インターネットの影響も含め、言いたいことを言いにくい世の中だと思うので、こういう番組は必要だと思います。あとは、さっきから太田に『俺一人でいいのに』と言われているので、視聴者の皆さんに『やっぱり、田中が必要なんだ』と思われるようにやっていきたいですね」と意気込んだ。一方、太田は「ハッキリ言って、ゴールデン進出を狙っています。『ミュージックステーション』の枠とか、『徹子の部屋』の枠でもいいですよ!」と同局の人気番組を引き合いに野望を語った。
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