「仮面ライダーは永遠です」藤岡弘、が熱烈アピール

2014/04/03 22:08 配信

映画

(上段左から)小林豊、板尾創路、白石隼也、柴崎貴行監督、(下段左から)半田健人、井上正大、佐野岳、藤岡弘、、速水亮、菅田俊

3月29日に映画「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」の初日舞台あいさつが行われ、井上正大、半田健人、佐野岳、小林豊、志田友美、白石隼也、速水亮、菅田俊、板尾創路、藤岡弘、と柴崎貴行監督が登壇した。

本作は、タイトルにもある通り、平成になってから放送されたいわゆる「平成ライダー」と、昭和時代に放送された「昭和ライダー」の激突が見どころのひとつ。エンディングも平成バージョンと昭和バージョンの2つが用意され、どちらを劇場で上映するかは投票結果によって決めるという企画が行われていた。

その結果が発表され、平成ライダー138万7041票に対し、昭和ライダー138万6281票とわずか760票差で平成ライダーが勝利し、平成ライダーバージョンの上映が決定となった。インターネット投票では昭和ライダーが有利だったが、劇場での投票で子供たちの票を平成が多く集め、平成ライダーの勝利となった。

平成ライダーを代表してコメントした「仮面ライダー鎧武」葛葉紘汰役の佐野岳は「すてきな先輩方の胸を借りるつもりで挑んだ作品です。平成ライダーが勝ったということでとてもうれしく思います。ただどちらが勝っても素晴らしいドラマになっていると思うので、ぜひ劇場で楽しんでほしいです」と喜びをあらわに。一方、昭和ライダーの「仮面ライダーX」神敬介役の速水亮は「この差は、平成ライダーに花を持たせてやろうという昭和ファンの思いやりですよ(笑)。その思いやりは、作品にもすごく生きていると思います」と大人の余裕を見せ、「仮面ライダーZX」村雨良役の菅田俊も「30年前に『ZX』が生まれて、あれからずっと地下に潜っておりました。昭和ライダーが負けたのも、僕が地下に潜り過ぎたせいでしょうか(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。

そして、「仮面ライダー1号」本郷猛役の藤岡弘、は「若い世代に頑張ってもらわないと日本の未来はありません。私も本心では、平成に勝ってもらいたいと思っていたんです。海外に行っても、子供たちが僕を見て『マスクドライダー』と言ってくるんです。未来ある若者を、われわれ昭和ライダーが後押ししてね、ライダーをもっともっと未来へとつなげていきたい。世界中の子供たちが愛してくれる限り、仮面ライダーは永遠です」と力強いメッセージを送った。