'98年4月にスタートしたドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)が5月4日(日)に放送800回を迎える。今回、特別企画として5月4日(日)、11日(日)の2週連続にわたり、800回の“8”にちなんで、各界の第一線で活躍する「'88年生まれ」世代にスポットを当てたインタビュー・ドキュメンタリーを放送することが決定した。
'88年生まれは、'06年夏の「第88回全国高等学校野球選手権大会」で“ハンカチ王子”こと現在北海道日本ハムに所属する斎藤佑樹選手が大活躍したことから「ハンカチ世代」とも呼ばれ、スポーツ界のみならず、芸能界でも前後の世代に比べて活躍している人物が多いと言われている。野球界ではその斎藤と甲子園で投げ合い、今季からMLBメジャーリーグに移籍して早くも初勝利を挙げた田中将大(ヤンキース)や坂本勇人(巨人)らがおり、ほか、スポーツ界では陸上女子短距離の福島千里、卓球・ロンドン五輪銀メダリストの福原愛らが活躍している。一方、芸能界では若手女優ブームをけん引してきた新垣結衣、戸田恵梨香、堀北真希や、AKB48でも人気メンバーの大島優子や小嶋陽菜らが88年生まれである。
そんな中、今回「情熱大陸」では「ぼくらは、1988年生まれ」と題して、東出昌大、プロ野球・前田健太選手(広島)、黒木メイサ、バイオリニスト・五嶋龍、サッカー・吉田麻也選手(サウサンプトン)、松坂桃李(生誕順)ら、“いま”注目を集めている'88年生まれの8人にインタビューを行う予定。ことし26歳になる彼らに、「'88年生まれ、得した?損した?」「仕事とは?」「これからの自分の目標を漢字一文字で表すと?」などさまざまな質問を投げ掛け、彼らの言葉で語ってもらう。
福岡元啓Pはこの特別企画について、「800回を迎える情熱大陸ですが、日々進化しています。長く長く伝統ある一流の料理店も、味を変えていないようで、時代に合わせて味を少しずつ変えることで“変わらない味”だとお客さんに評価されていると言います。ここ数年、生放送やアプリとの連動、ツイッターの連動などさまざまなトライアルも行ってきました。常に新しいことに挑戦することで、これまで見ることができなかった新たな地平線を見たいと思っています。そして、今回の800回では、複数の若手一流人たちのインタビュードキュメンタリーに挑戦します。'88年世代の時代を担う若者たちの考え方、なぜあらゆるジャンルで一流人が多い世代なのか、万人にとって生きるヒントをあぶり出していきたいと思っています」とコメントした。
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