「ワールドカップ」の熱戦のさなかに“キャプテン翼”の展覧会を開催!

2014/04/07 18:44 配信

芸能一般

展覧会「ボールはともだち。キャプテン翼展」の記者会見に出席し、直筆の“翼くん”が描かれたボードを持つ原作者の高橋陽一氏(右)と元サッカー日本代表キャプテン・宮本恒靖(左)

日本のみならず海外でも人気の高いサッカー漫画「キャプテン翼」(集英社「グランドジャンプ」にて新シリーズ「キャプテン翼 ライジングサン」が連載中)の展覧会「ボールはともだち。キャプテン翼展」が開催されることになり、その記者会見に原作者・高橋陽一氏とスペシャルサポーターの元サッカー日本代表キャプテン・宮本恒靖が出席した。

同展覧会は、サッカー日本代表・SAMURAI BLUEも出場する「2014FIFAワールドカップブラジル」が行われる6月12日(木)~7月13日(日)とほぼ同時期の6月14日(土)~7月6日(日)の23日間、東京・上野の森美術館で開催される。場内には作品の原画に加え、高橋氏描き下ろしの巨大イラストや、作品の舞台になった南葛市の巨大ジオラマ、体感型サッカーアトラクション、FIFAワールドカップブラジルでサッカー日本代表が着用するユニホームを着た等身大の大空翼フィギュアと一緒に写真が撮れるコーナーがあるなど、楽しめる企画が盛りだくさんの展示会となっている。

高橋氏は「連載開始当初は『ワールドカップ』に日本が出てほしいと思って描いていたんですが、今はもう出て当たり前になった。翼くんは当時『ワールドカップ』優勝を口にしてましたけど、漫画だから言えると思ってましたから(笑)」と、Jリーグもなかった連載開始の'81年からの現在のサッカー界の発展を感慨深げに語った。

また、展覧会開催について「『ワールドカップ』イヤーに展覧会を開けることを大変うれしく思っています。サッカーと同じように、勇気だったり夢を与えられる空間になったらいいなと思います。『ワールドカップ』期間中なので、日本代表を応援しながら楽しんでいただきたいなと思います」と、サッカー日本代表の活躍と展示会に懸ける思いを明かした。

一方、「ワールドカップ」期間中は開催地・ブラジルに行く予定の宮本氏は「もちろん『キャプテン翼』は読んでいましたし、プレーもまねていたので、展覧会は非常に興味を引く見に行きたい内容なんですが、僕自身はスケジュールの都合で見に行けない…」と残念がりながらも、「僕も子供と今日の話をした時にせがまれて『キャプテン翼』の話をしたので、展覧会も親子二代で楽しんでほしい」とアピールした。