NHK Eテレで毎週月曜~木曜に放送されている「ハートネットTV」で、4月から毎週月曜に新企画「ブレイクスルー」がスタートすることになり、4月7日(月)から月曜のMCを務める風間俊介と映画監督・安藤桃子、テーマ曲を担当する若旦那が記者会見に出席した。
同番組は、介護や障害、うつ、いじめ、貧困、性同一性障害など現代社会に「生きづらさ」を感じている全ての人々を応援する福祉番組。4月から毎週月曜に新企画「ブレイクスルー」が登場し、さまざまな「生きづらさ」を抱えている人たちに密着したドキュメントVTRから、困難な状況にぶつかりながらも壁を乗り越え、一歩を踏み出していくためのヒントを探っていく。
数回の収録を終え、風間は「毎回それぞれの人たちが自分たちの弱点を赤裸々に語ってくださるんですが、それこそがその人の魅力であったり、いとおしい部分だなとあらためて思う機会が多いですし、この人の人生をもっと聞きたいなっていう回も多いです。視聴者の方たちも、(放送に出てくる方々の人生と)自分の人生とは交差しなかった(かもしれない)けれど、この番組を通して自分たちの人生が豊かになったりとか、自分の中でダメだって思ってた部分ももしかしたら愛してあげられるようなきっかけになると思います」と感想を語った。
また、安藤は「マイナスをプラスに変える力を持つ人たちの番組だなと思いました。風間さんと1回目の収録から、“これってMCって言ってるけど、これから1年自分自身と向き合えるすごい番組になるよね”って話していたんですよ」と笑顔でコメントした。
さらに、今回オープニングとエンディングのテーマ曲を作成した若旦那は「番組の前後の曲を担当させていただくのは珍しいんですけど、大変光栄に思っています」と話し、「自分は中学生のときに“さしすせそ”が上手く発音出来なくて、みんなに物まねされて苦笑いしていた自分を変えたくて、登下校中に“さしすせそさしすせそ”って練習していた自分を思い出しました。あの時の自分に『将来のお前は歌手やってるぞ』って言ってあげたいです」と、過去に体験した“ブレイクスルー”を明かした。
最後に安藤が、「MCをやらせていただいている我々が、“ブレイクスルー”していく収録に毎回なっていくと思いますし、見てる方にも真実が伝わるような気がします。今の社会に大切なことが込められた内容なので、子供たちの未来のためにも見てもらいたい番組だと思います」と強くアピールをすると、風間も「Eテレ! まさに教育番組!!」と強くうなずき、共感していた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)