「作家に“鬼”と言われました(笑)」石井ふく子Pが2時間サスペンス初挑戦

2014/04/10 17:56 配信

芸能一般

「隣の女」の記者会見に登場した(写真右から)石井ふく子プロデューサー、一路真輝、高島礼子

TBS系で5月19日(月)に放送される「月曜ゴールデン特別企画 心に響くサスペンス『隣の女』」の記者会見が4月9日に行われた。プロデューサーの石井ふく子氏とドラマに出演する一路真輝、高島礼子が登壇した。

「渡る世間は鬼ばかり」('90~2011年、TBS系)を手掛けた石井ふく子Pが初めて2時間サスペンスに挑んだ同作は、「夫の浮気」という恐怖に翻弄されていく主婦の姿を描いた心理サスペンスドラマ。結婚15年目という主婦のゆき(一路)は「子供が授からない」という悩みはあるものの、医師の夫・健三(船越英一郎)と何不自由なく暮らしていた。そんな中、隣にさち(高島)という一人の女性が引っ越してくる。ゆきは、次第にさちと親しくなっていき、何でも話し合える仲に。ある日、ゆきはさちから夫の浮気話を聞かされる。今まで夫が浮気するなど考えたことがなかったゆきは激しく動揺する。やがて、刑事・後藤田祐太郎(小林稔侍)が現れ、ゆきの人生が大きく変わっていく。

石井Pは、本作について「1年くらい前からサスペンスをやってみたいなと思っていました。4人の方(一路、高島、小林、船越)のみの出演でございます。2時間のドラマで男二人、女二人。その中でいろいろなことが起きてまいります。夫婦、隣の女、客観的にいろいろ見ている男…この4人の方がこのドラマを盛り上げてくださいました。台本についてもいろいろ作家と打ち合わせをしました。5稿までこのドラマの中身を毎回いろいろと考えて作家と喧々諤々(かんかんがくがく)やりまして、作家は私のことを“鬼”言いました(笑)」と台本が出来上がるまでのエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。

8年ぶりにドラマ出演となった一路は撮影を終え、「出演しているのが4人というちょっと珍しい2時間ドラマですね。心理サスペンスを少人数でやるという意味では小劇場でやるお芝居に近いものがあります。(劇中の)高島さんとの女性同士の会話もリアルで、お芝居の中での役者同士のぶつかり合いという経験もさせていただきました。これだけちゃんと役者を信じてくださるという作品をやらせていただけることもすごく幸せだなと思いました」と“石井ふく子作品”に出演した喜びをあらわに。

数多くの2時間ドラマに出演している高島は、「通常2時間のドラマとなるとオールロケなんですよ。だから細かく撮影していくんですけど、今回はオールセットでカメラが何台もあり、(1シーンを)長く撮ったんで、その分緊張もありました(笑)。2時間という短い作品の中でシーンを長く撮るという緊張感は新鮮でやりがいありました」と、通常の2時間ドラマとは撮影方法が違ったと明かす。

また、タイトルに絡めて“サスペンス”を感じたものについて問われると、高島は「幽霊より生きている人間の方が怖いと思いますね(笑)。やっぱり皆さん絶対秘密は持っていると思うし、そういう意味であるかなと」とコメント。一方、一路は「私の故郷であります宝塚歌劇団がことし100周年でして、何日か前に兵庫・宝塚市に行き、60年くらい前から舞台に立っている方と同じ舞台に立たせていただいたときに『これはサスペンス』だと!」と明かし、大ベテランの先輩方の前で失敗しないかどうかヒヤヒヤだったと語り、会場を爆笑に包んでいた。