若林の「たりてる」発言に、山里「たりないのをこじらせてる!」

2014/04/11 12:45 配信

バラエティー

「もっとたりないふたり」に出演する山里亮太(左)と若林正恭(右)(c)NTV

日本テレビにて、4月11日(金)からスタートする「もっとたりないふたり」。初回の収録後に会見が行われ、山里亮太(南海キャンディーズ)、若林正恭(オードリー)の二人が登場した。

「もっとたりないふたり」は、'12年4月から6月にかけて日本テレビにて放送された「たりないふたり」の続編。「社交性」や「恋愛」など、人間として必要な要素の“たりない”二人が、毎回自らのコンプレックスを最大限に生かしたオリジナルの企画を披露していく。また、企画への導入として、短文投稿サイト「Twitter」上の番組公式アカウント(@tarinaifutari)にて、「公開打ち合わせ」なども行われる。

初回の収録を終えての感想を問われると、若林は「2年ぶりに山里さんと漫才をやってまず感じたことは、体力の衰え(笑)。スタミナですね。いきなり30分の漫才をやったもので、その辺がやっぱり35歳にもなると出てくるなと。2年前は僕ら二人ともトンがってましたから、『声潰れても関係ない!』みたいなところもあったんですけど、ちょっと守り入っちゃいましたね。でもその分テクニックは二人とも上がってましたんで、本当に中堅芸人特有の、テクニックでカバーしたいぶし銀の漫才でしたね」と自画自賛のコメント。

そんな若林に対し、山里は「いや~(若林が)本当に申し訳ないです。まぁ、満足しているからこそ出る言葉だと思ってください」とフォローに回るも、「このハードルはしっかり越えられる出来にはなっていると思うので。楽しんでいただけたらと思います!」と、若林と同じく自信をのぞかせた。

この番組だけのコンビとなる二人だが、本来の相方との違いについては「ボクシングの練習に行かない」(山里)、「地下格闘技の大会に出ない」(若林)と、“武闘派”の相方を持つ同士の悩みを吐露。一方で、山里が「単純に楽しいんですよね。僕はツッコミの人間なんで、打席(=ボケ)をもらえてやっと仕事ができるんですけど、うそみたいに打席をくれるんで。本当に勉強になること多いです」と語れば、若林は「彼(山里)は上へ上へっていう上昇志向というか、意識高いんですよ。だからそれにオレも触発されて、お互いをこう高めあっていくっていう、いい空気が打ち合わせの場にありますね」と熱弁。その言葉を聞いた山里は、「若林君、これ文字だけだと相当ヤバいぜ! 超~イタいぜ!」と返し、会場の笑いを誘っていた。

2年前との違いとして、若林は「僕が『たりてる』って言い始めたことに山ちゃんが怒ってるっていうことがあって。その辺のやりとりの仕方が昔と変わったかもしれないですね」と、番組の根幹を揺るがすような発言を。そんな若林に山里は「(若林が)たりないのをこじらせちゃって帰ってきたんで。悪い方にパワーアップした若林君に必死に食い下がって、更生させようとしています」と明かした。

最後に山里は「本来だったら放送できないようなこともオンエアしちゃうスタッフとやっているんで、僕らがオンエア後すごく生きづらくなるとは思うんですが(笑)、それを見てすごく生きやすくなる人はいっぱいいると思います。ぜひご覧いただければ」と見どころを語った。