4月2日にリリースされた8thシングル「気づいたら片想い」が自身過去最高売上枚数(45.8万枚)で7作連続オリコンウィークリーシングルチャート初登場1位を獲得した乃木坂46が、同曲の発売を記念した全国握手会を4月13日に千葉・幕張メッセで開催。SKE48と乃木坂46の兼任が発表されていた松井玲奈がサプライズで登場した。
握手会前恒例のミニライブはその「気づいたら片想い」からスタート。アンダーメンバーによる「生まれたままで」と続き、そのままアンダーメンバーを1列目にしてファンへのあいさつに入る。3曲目は白石麻衣と橋本奈々未による「孤独兄弟」、4曲目に生田絵梨花がセンターを務める「ダンケシェーン」、研究生のあいさつを挟んで5曲目に「吐息のメソッド」と披露し、最後はハウス食品「メガシャキ」のテレビCMソング「ロマンスのスタート」で予定されていた6曲を全て終了…と思った時、「ある方が来てくれています」というキャプテン・桜井玲香の呼び込みで、乃木坂46の制服に身を包んだ松井が登場。「大組閣祭り」でのサプライズ発表から1カ月半、前日AKB48の握手会でチームBメンバーとしてステージに立った生駒里奈に続き、交換留学生として乃木坂46のステージに立った。
松井は「皆さん、どうも初めまして。乃木坂46に加入することになりました松井玲奈です。よろしくお願いします。ごあいさつすることが遅れてしまって本当に申し訳ないなという気持ちだったんですが、きょう、裏でずっとみんなのライブを見ていて、すごいファンの方たちが熱い応援をしているなと感じて、ぐんぐん上に向かって行っている乃木坂46に私が入ることで、何かプラスになることがあったらいいなと思っています。今まで乃木坂46のメンバーやファンの皆さんが築き上げてきたものを壊すことなく、一緒に頑張って行くことができたらいいなと思っています。そして、もうすぐ(5月30日金曜日から)行われる『16人のプリンシパル trois』に私も挑戦させていただきたいなと思います。どの程度一緒に出来るのかまだ分からないんですけども、乃木坂46に参加するということは『プリンシパル』にも出演するべきと考えているので、皆さん出演した際には、ぜひ応援お願いします」とあいさつ。会場に集まった1万2000人のファンは松井に大きな歓声を送った。
そして、乃木坂46メンバーと共に堀未央奈のポジションに入って「気づいたら片想い」をパフォーマンス。堂々とした立ち振る舞いだったものの、初ステージということで「とても緊張しました!」と語り、披露後はホッと胸をなで下ろすような表情をみせた。
パフォーマンス後、報道陣の囲み取材に他のメンバーと共に臨んだ松井は「乃木坂46は本当に今登り坂で、ミニライブに参加して、勢いを感じました。私が乃木坂46の活動に参加して、少しでもプラスになることがあればいいなと思っています。支えてくれているファンの方の気持ちを大切に、活動していきたいと思います。」と意気込みを語った。
そんな松井は、まだライブ直前に行われる円陣が「長いし、スピードが早くてうまくできない」と明かし、実際に報道陣の前で他のメンバーと共に実演したものの、うまくできないといった一幕も。
また、白石麻衣から「制服が似合っていてかわいい!」と言われた松井は、「すごいしっくりきてて、48(グループ)の衣装は結構短くて、いつもお尻が見えるんじゃないかというヒヤヒヤ感の中でステージに立っているんですけど、きょうは膝丈の長いスカートなので、すごく安心して動けました」と語った。
さらに、「AKB48選抜総選挙」に初出場する生駒に対し、「ポスターがすごく大事だと思います。選挙ポスターで自分らしさを出すということと、あと、発表の時間がとても長いので、済ませられるものは先に済ませることが大事」と、アドバイスを送った。
一方、受け入れた側の桜井は、「(SKE48のファンで乃木坂46の握手会にも来てくれたファンから)『松井さんはすごい! 本当にすごい!! とにかく全てが全然違うよ!!!』と言われていて、正直そんなに怖いのかな…と思っていたんです(笑)。でも、実際に松井さんと会ってお話をさせていただいて、それまではSKE48さんは乃木坂とカラーが違うので合うのかなと不安だったんですけど、乃木坂のメンバーに近いものを松井さんに感じました。好きなものだったり、持っている雰囲気とか。乃木坂になじむのが早そうそうです」とコメントした。
なお、4月14日(月)より、レコチョクにて「気づいたら片想い~with 松井玲奈 ver.~」が配信スタートしている。
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