4月17日(木)よりスタートする木曜ミステリー「刑事110キロ」(毎週木曜夜7:58-8:54ほか テレビ朝日系)で、主人公・花沢太郎を演じる石塚英彦が4月13日、神奈川・横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ×東京ヤクルトスワローズ戦の始球式に登板した。石塚は「ドラマ(のタイトル)にちなんで、なんとか110km出したい!」と気合十分でアピールした。
現在、京都で撮影の真っ最中の石塚だが、横浜出身という縁もあり喜び勇んでスタジアム入りすると、番組名にちなんで“背番号110”のユニフォームに着替え、DeNAの中畑清監督の元へ。ノリのいい中畑監督は石塚を見るなり「まいう~」の決めぜりふを逆に言うなど、歓迎モード。しかし、石塚の目標が“110km出すこと”と知ると「120%無理だね」とバッサリ。逆太鼓判を押されてしまった石塚は「たとえ110kmは無理でも、中畑監督を“おっ”と言わせたい!」と意気込んで投球練習場へ。そこで石塚を待っていたのは“ハマの番長”こと、三浦大輔投手。初めてマウンドに上がる石塚のために、特別にピッチングコーチを引き受けてくれた。
DeNAの大エースの登場に驚いた石塚は、恐縮のあまりその場に土下座し、「申し訳ありません!」となぜかひれ伏してから教えをこうことに。石塚曰く「ベイスターズのみならず横浜全土を支配している番長」の三浦投手は、石塚の目標が110kmと聞き一瞬目を丸くするが「出そうと思えば出せます」と心強い言葉で石塚の背中を後押し。ボールの握り方、腕の振り方、体重移動のタイミングなど、指導も優しく丁寧で、石塚のピッチングはみるみる上達。巨漢を揺らして投げ込む石塚の目は真剣そのもの。額には次第に汗がにじみ始めるが「休みますか?」という三浦投手の言葉にも、石塚は首を横に振り練習を続行。三浦投手の目測で「90Kmくらい出てますよ!」というご祝儀球速(?)に意を強くして、いざ本番へと向かうことに。三浦投手から贈られたグローブを手にグランド入りした石塚は「大好き」というチアリーディングを楽しむ余裕もなく緊張しきり。「どんなお笑いの会場より広い」という、3万人を収容する横浜スタジアムのマウンドへ。人気者“石ちゃん”の登場に球場が沸く中、投じられた注目の一球は64km。110kmには及ばなかったものの、こん身の一球をキャッチャーミットに投げ込んだ。
投球後「あの場に立てただけで僕にとってはゴールだった(笑)。番長からもらったグローブは、正直サイズがかなり小っちゃい。新しいネイルアートかと思うくらい。でも、コーチまでしていただき、これは本当に110kmを出さないと申し訳ないというプレッシャーがありました。まさか52歳でこんなに胃が痛くなることがあるとは(笑)。横浜の皆さんは優しくて明るくて、気持ちがよかったです。僕は横浜出身ですからベイスターズの成績はやっぱり気になりますね。今からベイスターズは絶好調路線に向かっていくと思います。ベイスターズが強いと、街の食堂とかも安くなると思うので、ぜひ頑張ってください!」と、エールを送った。さらに、始球式に伴い、パート1のプロモーションから活躍している“花沢太郎像”も横浜スタジアムにお目見え。始球式の前に開催されたトークショーにも登場した。イベント終了後は球場コンコースに設置され、家族連れでにぎわう休日のスタジアム内で絶好の記念撮影スポットとなった。
4月17日(木)放送の注目の初回SPは、人気ファッションデザイナーのちさ子(賀来千香子)が、ブランドの共同経営者であり、恋人の西田(高杉亘)を彼のマンションで絞殺。アパレルメーカー社長・江利子(床嶋佳子)と手を組んで会社を売ろうとした西田を、許すことができなかったという。ちさ子は共犯者と協力し、完璧なアリバイを用意。自分の身代わりを乗馬クラブに出向かせ、わざと厩務員(不破万作)の印象に残るよう工作した。捜査を始めた花沢はまず、主犯がちさ子であることを直感。女性の共犯者が、アリバイ作りに協力したことを見抜いた。だが、プライドが高いちさ子は業界でも敵が多く、ちさ子に手を貸す女性が周囲にいるとは思えず、中でも、江利子とは昔から“犬猿の仲”で知られていた。しかし、花沢はその江利子こそが、ちさ子の共犯者ではないかと考えはじめる…というストーリー。初回から目が離せないストーリーが展開されていく。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)