テレビ東京系で4月18日(金)深夜より放送が開始される「ドラマ24 リバースエッジ 大川端探偵社」の記者会見が4月15日に行われ、出演するオダギリジョー、石橋蓮司、小泉麻耶と大根仁監督が登場した。
同作は、ひじかた憂峰・作、たなか亜希夫・画の人気コミックをドラマ化。東京・浅草の小さな探偵社に舞い込む不思議な依頼の数々を調査員・村木(オダギリ)が解決していく物語だ。
主演を務めたオダギリは村木を演じるにあたり、「原作の印象が強く残りましたね。できるだけ原作の村木像に忠実に、パーマ、くたくたのスーツ、表情も仏頂面で、大きく動かなさいように、極力芝居をしないように心掛けました」と語った。共演者については、「蓮司さんは昔からずっと映画で拝見していて、尊敬していました。探偵物で蓮司さんと共演できるということで、単純にうれしい気持ちです。小泉さんは…特にないです(笑)」とのオダギリのコメントに対して、小泉が「終盤(小泉演じる)メグミの名前さえも忘れているんですよ(笑)」と冗談交じりにクレームをつける一幕も。
所長役を演じる石橋は、「大根監督の遊び心にあおられまして、毎日楽しい撮影でした。この作品は映画でやるべきではないかと思いましたね。皆さんで視聴率を上げていただいて、映画になるように、ご尽力をいただければ幸いです」と映画化を熱望。現場の雰囲気については、「監督が非常に楽しそうだったことがまず印象に残っています。僕たちもそれにつられるような現場でした。(オダギリ)ジョーちゃんとは3カ月一緒にいましたが、どんな人か分からないままで、不思議な俳優さんです。そのままの雰囲気で一緒に作品を作ってきたのではないかと思います。(小泉)麻耶ちゃんの場合は、ずっとおっぱいばっかり見ていたんで、よくわかりません(笑)。後半はもうおっぱいにも飽きましたし(笑)」と会場の笑いを誘った。
受付嬢・メグミを演じる小泉は、「メグミ役はオーディションで合格したのですが、結果が分かるまではドキドキして待っていました。楽しい現場で、蓮司さんがおっしゃったようにおっぱいの連続で(笑)、『おっぱいと脚を出していきましょう』と。ときどきおなかも出します。渋いお二人の間で、唯一の女子感をメグミで楽しんでいただけたらうれしいです」
小泉が合格した理由について大根監督は「深夜で視聴率を取るためにはお色気が必要ですから。視聴率要員です」と笑いを交えながらコメント。オダギリや石橋の起用についても「3、4年前からこの作品をコミックスで読んでいて、ずっと映像化したいと考えていて、そのタイミングを計っていました。なぜそんなことをしていたかというと、村木役にふさわしい役者さんが現れるのを待っていたんです。そうしていたら、昨年くらいから、オダギリさんがいい感じに枯れてきたな、と(笑)。そういった理由でオファーさせていただきました。(石橋)蓮司さんは逆に、映像化したいと思ったときから『この役は絶対に蓮司さんにお願いしよう』と決めていました」と作品への思いを語った。ドラマについて「人情話あり、コメディーあり、サスペンスあり、バイオレンスあり、と毎回少しずつドラマのいろんな面が見えてきますので、そういったところを期待していただきたいです。ちなみに(4月25日金曜放送の)2話はテレビで表現できるエロスのギリギリに挑戦しました」とアピールした。
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