桑田、原、達郎、まりやが楽曲制作!リリー・フランキーの新番組テーマ曲に

2014/04/18 13:48 配信

音楽

竹内まりやの「ワンダフルライフ」テーマ曲収録風景より。(左から)山下達郎、竹内、桑田佳祐、原由子

4月20日(日)夜9時にスタートする新番組「ワンダフルライフ」(フジ系)のテーマ曲が、竹内まりやの書き下ろしの新曲「静かな伝説(レジェンド)」に決定した。昨年、11月25日にデビュー35周年を迎えた竹内のアニバーサリーイヤーを飾る新曲となる。

毎週1組のゲストの人生に徹底的に迫り、そこからゲストの人生哲学、ゆずれない信念、こだわりを紡ぎだすヒューマンドキュメンタリー「ワンダフルライフ」。その趣旨を受けて、今回竹内が書き下ろした新曲は、番組で取り上げるさまざまな人々の人生に向けた竹内まりや流の応援歌となっている。

特に注目なのは、竹内まりや自身の発案で、デビュー同期であり親交の深いサザンオールスターズの桑田佳祐、原由子のコーラス参加が実現したこと! 竹内の夫・山下達郎を加え、竹内、桑田、原の4人が楽曲制作でそろうのは、山下の楽曲「蒼氓(そうぼう)」('88年10月リリース/「僕の中の少年」収録)以来、実に26年ぶりだという。

竹内は「この楽曲は、有名・無名を問わず、強い信念を持って果敢に生きてきたさまざまなヒーロー、ヒロインたちへの賛歌であると同時に、彼らの人生物語の中に愛や勇気を見いだして励まされていく、我々自身への心の応援歌でもあります」と説明。コーラスを依頼する経緯として「曲の最後部分で、自分と同じ時代を共有してきた音楽仲間と一緒に歌いたいという構想がありました。四半世紀を経て再び4人でのユニゾン・コーラスが実現できたことは、まさに今回の楽曲制作のハイライトとなりました。佳ちゃん、原坊、本当にありがとう!」と述べた。

また、竹内は初回ゲストの佐藤信夫コーチについて、「曲を書き始めたタイミングがソチ・オリンピックと同時だったため、歌詞を考えながら最も頻繁に頭に浮かんだイメージは、世界中に深い感動を与えてくれた、あの浅田真央さんの笑顔でした。若いながらも多くの試練をくぐり抜けてきた彼女が、最後の最後に見せてくれた完璧な演技と涙とほほ笑み! それを讃えたい気持ちがこの曲を書かせてくれたと言っても過言ではありません。番組第1回目のゲストが真央さんのコーチである佐藤信夫さんだということを知ったとき、そのすてきな偶然に驚きとうれしさを覚えました」と語っている。

「ワンダフルライフ」のMCを務めるリリー・フランキーは「僕の中で、竹内さん、山下さんは、永遠にアイドルのご夫婦で、スターです。そこにさらにコーラスで桑田さん、原さんですか! 曲のカロリー高すぎますよ(笑)。歌詞を拝見すると、番組にインスパイアして作ってくださったんだなって感じますね。“語ってくれ”とか、“歌ってくれ”とかの語気の強さは竹内さんには珍しいのではないかと思うんですが、こういう曲を竹内さんが作ってくれたその気持ちに、僕らも応えていかないといけないと思いました」、山岸舞彩は「まさに“この番組はこういう番組なんですよ”っていうものが歌詞に詰まっている印象を受けました。リリーさんやスタッフの皆さんとよく『この番組を見てくれた人が明日頑張ろうって思ってくれたらいいね』って話しているんですけど、“明日を生きる僕らの希望”っていう部分の歌詞を見て、同じ思いの歌だなって感じました」とコメントした。