NHK総合で毎週土曜日に放送されている音楽番組「SONGS」の5月10日(土)放送分に、原田知世が初登場することが決定した。原田は、故郷・長崎の思い出の地を訪ね、新曲も初披露する。
今回、生まれ育った街・長崎を旅した原田は、長崎市公会堂のステージへ。2歳から習っていたバレエを披露し、'86年のコンサートで歌って以来28年ぶりというこのステージで「時をかける少女」を歌う。伴奏はボサノバ風のアコースティックギターのみ。原田は、10代の自分やバレエを踊っていたときのころを思い出す。
原田は姉・貴和子と「ザ・ベストテン」ごっこをしながら歌謡曲を夢中で歌っていた少女時代、小学校の担当の先生に、日々感じたことを詩に書くよう勧められ、自作の詩を黒板に書いて発表していたという。今回、久しぶりに母校を訪れた原田は、このときの体験こそが思いを言葉で伝える喜びに目覚め、自らの原点になったと実感する。そして教室の原田の元にやって来たのは、現在、長期入院中の担任の先生の家族。病床で書いたという先生直筆の手紙をもらった原田は感極まってしまう。
長崎の旅を終えた原田は、「長崎はいつ帰ってもホッとする特別な場所。今回、思い出のステージで歌うことができて本当にうれしかった。そして、グラウンドも教室も当時のまま全く変わらない小学校。もしかなうならば、ぜひその頃の自分に会ってみたい。そして今の自分のことを教えてあげたい」と感想を語った。
番組では、「ロマンス」「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ~」などのほか、5月に発表される最新アルバム『noon moon』から新曲「うたかたの恋」も初披露する。
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